R5-223
驚いたなぁ。
君、人気者だねぇ。
皆、「無敵の男」とか「生還者」とか。大はしゃぎ。
男の子ってやっぱ子どもだねー、なんであんなに
お?
おお?
へ、へー。なんか女の子も結構来るじゃん……。
………。
べ、別になんとも思ってないわよ?
ま、まぁ……。
なんか。
羨ましくも……あるけど。
なんか………。
もうっ、なんでアタシがこんなに照れなきゃイケないのよ‼
まぁ。
でも。
そっか。
君はあんな大病から無事に退院したんだもんね。
あんな大変なリハビリも一生懸命に頑張って。
でも、辛い様子は家族にも見せないで。
時々、こっそり夜に泣いたよね。
だから、こんくらいのごほうびはいいのかも。ね。
………でも。
うう~~~
解っているけど。
でもやっぱり目の前でイチャイチャされるのは……。
…………羨ましい……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます