キャラクター紹介 9

アロア

人魚。海底ダンジョンのダンジョンマスター。人間との争いを避けてダンジョンに逃げ込んだ人魚の子孫。

人魚は美男美女ぞろいで、昔から愛玩目的での密猟が後を絶たなかった。アロアももちろん美人である。


生まれて初めて見た人間がウィルであった。

そのため、ウィルが人間の基準になっていたがミレーヌから全力で否定されて困惑している。


ミレーヌやディーンのおかげで海底ダンジョンの外の世界を満喫している。

危険の無い海底ダンジョンで生きてきたため、危機意識はゼロ。

外の危険性を口酸っぱく言われているが、外の世界の刺激が勝っているようだ。


なお、貴重な海洋生物の養殖に成功しているため、本人たちに自覚は無いがかなりの金持ちになっている。



バランガ

三連鬼将の1人。通称、天のバランガ。

魔王ダースダルダムによって生み出された魔族。魔王ダースダルダムが寿命を縮めてまで生み出した存在のため、以前の四天王より断然優秀。単純な戦闘能力はゴドウィン並。そこに軍を率いる能力なども加わる強敵。

しかも3体を同時に倒さないと復活してしまうという特殊能力を持っている。


飛行能力が高く、率いるモンスターも飛行タイプばかり。

戦闘では槍と風魔法を得意としている。

三連鬼将はその特性上、バラバラの場所で活動するように命令されている。

管轄エリアがエール王国だった為に、悲惨なめにあった、憐れな魔族である。

本来、防衛拠点を無視して、無防備な街をピンポイント攻撃できるという非常に厄介な相手。

しかし、最初にウィリアムの街を狙った為に転落していく。

ウィルによって倒されるが、最早、どちらが悪役かわからないぐらいにボロボロにされる。悲劇の悪役。



ビジェット

三連鬼将の1人。通称、地のビジェット。

魔王ダースダルダムによって生み出された魔族。


獣タイプのモンスターを率いて、ドルマ帝国内で暴れていた。

獣タイプのモンスターたちは移動速度が速く、人間の軍隊では追いかけることも出来ない。スピード重視の電撃戦を得意とする。

戦場では常に最前線に位置し、突破口を開く。

身軽な動きと両手に装備したかぎ爪で、人間を鎧ごと切り裂いていく。


ショーカイ将軍との戦いではスピードを活かした戦い方で戦場を縦横無尽に暴れ回り、その強さを示した。

しかし、カシムの相手をするには力不足だった。


ブロンコ

三連鬼将の1人。通称、海のブロンコ。

魔王ダースダルダムによって生み出された魔族。


水棲タイプのモンスターを率いて、カンロ共和国の沿岸部にて猛威を奮った。

人間はもちろん水中で戦うのは苦手な為、連戦連勝していた。

ウィルの作ったとんでも戦艦グングニルによって追い詰められた。

あんな不条理な船が存在しなければ、人間にとって対策が一番難しい相手だったかもしれない。


ギグスに誘い出されてグングニルの甲板に降り立った時点でチェックメイトだった。カレンたち勇者パーティーの前に瞬殺された。

驚いたり、瞬殺されたりと、見せ場なく終わった残念な魔族。



ギグス

ウィリアム騎士団の隊長。セイロード島を領地にし、海軍を作る際に海軍の責任者に選ばれた。

冷静沈着な性格で、隊員からは慕われている。

以前の武術大会ではディーンに敗北した。

今は腕を研いてリベンジを狙っている。

因みにだが、直接の戦闘でブロンコに勝つほどの実力は無い。



アウグスティン

ドルマ帝国の皇帝。

領土欲が強く、自分の代で4大国を支配下に置きたいと考えている。

何度もエール王国に軍を出しているがドラクロア家に返り討ちにあっている。


ウィルの暗躍により国力を大きく落としている。それでも反乱などが起きていないのはアウグスティンの手腕によるところが大きい。

魔王が滅んだ後には再び領土拡大を進めたいと画策している。

ウィルの影響により、各国の連携が高まっていることはまだ知らない。



ショーカイ

ドルマ帝国の将軍。

戦場では勇猛果敢に敵を攻め立てる猛将。

自身も相当な槍の使い手で、ドルマ帝国内では有名。

今までエール王国への軍にも参加したことはある。その時はアルガスと熾烈な戦いを繰り広げたらしい。

軍ではリクソンの方が先に出世を果たしたが、軍の後方で指示を出すタイプのリクソンと、先頭に立って軍を引っ張るタイプのショーカイとまったくタイプは違っていた。

しかし、リクソンの統率力や知略は高く評価しており、そのリクソンがウィルの配下になっていたことに驚いていた。

ウィリアム騎士団の圧倒的な強さに対しても、どうすれば勝てるのかを考え、部隊の訓練が更にハードに変更したという。

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