魔法中年 光と闇
宮上 想史
第1話
魔法中年 光と闇
光と闇が生まれた。
闇ができたから光があるのではない。
光ができたから闇があるのではない。
二つは、同じくしてでてきた。
光は闇を照らし、闇は光を飲み込む。
一方が強いこともあれば、もう一方が弱いこともある、だが、けして無くなりはしない。
どんなに弱くても、けして消えはしない。
二つは共にあった。
そして、生と死が出てきた。
生きてるから死ぬのか、死ぬから生きるのか。
生きるために死ぬのか、死ぬために生きてるのか。
死ぬから美しいのか、生きてるから美しいのか。
生と死は一つであり、共存していた。
繁栄が想像された。
繁栄は膨れ上がっていった。
抑制するために災いが想像された。
しかし災いは想像されたことを悔やまれた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます