第4話 遺物
フラー
「リルダ!先の山道の途中で大昔の遺跡が見つかったらしいんだ。国の兵士も向かっているらしいんだが面白そうだから行ってみようぜ!」
フラーは興奮気味に言った。
リルダ
「昔の遺跡、面白そうね。興味あるわ、行ってみましょ!」
そう言うとフラーと遺跡のある山道に向かった。
途中兵士達が馬車を引きながら遺跡に向かうのが見えた。
リルダ達は岩陰に隠れた。
フラー
「まだ兵士達は遺跡には着いてないみたいだな。」
フラー
「やつら昔の遺物を見つけると全部持ってって一般には絶対に公開しないんだ。先に行って俺達で持って帰ってやろうぜ。」
リルダ
「そうね、兵士に見つかったら面倒だわ。山道を少し避けて、兵士達を追い越しましょう。」
そういうと脇道を抜け山道を急いだ。
山道を抜けると生い茂った植物に覆われた遺跡が現れた。
発見されていなかっただけあって人が入ったような様子は見受けられなかった。
フラー
「こんな所に昔の遺跡があったなんてな。」
リルダ
「かなりの間放置されていたみたいね。木々が生い茂ってまともに進めないわ。」
植物を押しのけて進むと遺跡の入り口が見えた。
入口から入り地下に続く階段を下りていった。
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