モグラ幸せ雑録(日記のような何か)
モグラ研二
6/7 泣きながらチンポ気持ち良くする
日記まがいの文章を、また書いている。
今日も陰鬱な状態だった。
一ミリも、楽しいことや面白いこともない。
他人からは不愉快さしか感じない。他人から安らぎや楽しい気持ちを得ることは不可能。
「私の中の殺人欲求が膨らんだためか気がつくと裸足で路上の真ん中にいて手には包丁が握られていた。」
よくわからない。こんな文章を書いてしまう。実際に、そんなことはするわけがない。
捕まりたいわけではない。
今は、エリオット・カーターの管弦楽のための変奏曲を聴いている。
死にたいという状態が普通であり生きている状態が異様なことなのだと、もうかなり前から思っている。
だから自殺のニュースなどが、あたかも異様で悲劇的で衝撃的なものであるかのように、世の中的に捉えられているのを見ると、首を傾げたくなる。
こんな泥のような絶望感が常に満ちている世界で、死にたくなり、ふいに死んでしまうのは、当たり前のことではないのか。
私は、自分を含め、みんな良く踏み止まっているものだ、と思う。
異様なことである。
最近では馬鹿馬鹿しくなり他人に優しくすることを止めた。
無意味だ。
連中はつけあがるだけで、こちらを馬鹿にする態度は変わらぬどころか強化される。
止めだ。全部止め。
他人に優しくしない。目の前で子供が派手に転んでも無視、老人が物を落としても無視だ。
何の意味もない。
「路上で包丁を持ち、電信柱の影に隠れて誰かが通るのを待つ。無害そうな、ボーっとした顔の奴だとしても、容赦なく滅多刺しにする。」
こんな文章が、勝手に書かれる。誰が書いたのか、わからない。
とにかく譲り合いの精神とか掲示されている電車内で現実に席を譲る奴を見たことがないのは事実。だから断固として席は譲らないし譲らせようと目の前に立っている奴が舌打ちしたりガンを飛ばしたりぶつぶつ言ったりしても無視して居眠りしたフリをすることが大事。
一体、自分は何を書いているのだろうか。
日記まがいですらない文章。
30過ぎたおっさんが、こんな支離滅裂な文章を書いていいのか。
病院に行け、と言われそうだ。
だが、それは嫌なのである。
カプセルホテルの風呂とサウナに行って来た。
変な奴ばかりだ。
気持ち悪い歌を歌う奴。
会話厳禁なのに会話している奴。しかもくだらないことで笑う。許し難い。
今はブラームスの交響曲第3番の第4楽章を聴いている。
何か歌謡曲か演歌みたいな部分。1番気持ちいい部分だ。
日本人が好きそうな部分。
あまりにも陰鬱だと殺意が満ち溢れ本を読めなくなる。
そういう時は暗闇で音楽を聴く。
人の声がないクラシックがいい。
歌物は人の声が疲れる。
人の声は聞きたくない。
死にたくなる。
いや、死にたいのがむしろ普通だとさっき書いた気がする。
もう、どうでもいい。
最後、寝る前にチンポを気持ち良くすると思う。
もちろん一人だ。泣きながら、チンポを気持ち良くするのだろう。
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