雨の本

かめれおん

序章

「こころ」というのは、だれにもみえません。

それは「ことば」のちからをかりて

だれかにおつたえすることはできますが、

ほんとうのあなた、は。

あなただけがしっている。


…けれど、

じぶんの「こころ」がわからないとき

どうすればいいかわからないとき、


そんなときは、わたくしのところへいらしてください。

あまやどりのようなおきもちで。


わたくしは、あなたのたいようにはなれませんが

あなたのかさにはなれるでしょう。


いつでもおまちしております

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

雨の本 かめれおん @yuki____u

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る