第6話謎の留学生?!シャーベットとの出会い
ゆき「とにかく、みんな!にぇにぇも仲間になってくれるみたいだし♪
今日は大成功だねっ」
「そろそろ今日のところは夜も更けてきたし、一旦うちにかえろっか☆」
そして、翌朝、朝から霧のような雨がふっている。ゆきはまた無事にベッドから落ちて朝を迎えた。
ゆき「いたたた………涙 なんでこうことごとくあたしって ベッドからはみ出すんだろう。。」
今朝は1階に下りると朝食が出来ていて母親はもう仕事に出かけていないようだ。
足早に朝食をすませ、玄関に向かうと無二とにぇにぇだけが迎えに来てくれていた。
にぇにぇ「よお、小娘ゆき!!」
にぇにぇ「ところで・・絵美は??」
無二「ああ、多分先に学園いったんじゃないかなあ??
まあとりあえず、じゃあそろそろいこっかあ。」
すると向こうから、絵美がいつものノリでゆきにかけよってくる。
絵美「ゆきい、ゆきいい!!おっはよおっ☆昨日は、よくねむれた??」
ゆき「うっうんっ……朝から元気いっぱいだね♪」
にぇにぇ「よお。じゃじゃ馬娘。
朝からさわがし娘に名前変えたらどうだ笑」
絵美「な、なんやってえ!!この中二病小動物!!」
学校の正門につくと、いつもどうりに魔法の授業を受け その日はあっという間に昼休みになった。
クラス男子生徒「最近、この学校でぼっちの生徒が行方不明になってるってしってるか??もっぱらこの学園じゃ有名な噂らしいぜ。」
クラス女子生徒「きゃあーーー!!リュミエール様あ、、ああなんて今日も麗しい……
イケメンすぎて、ぼおうっとなっちゃいます。。留学生なのにこっちの言葉がとってもフル―エントで!!スポーツ万能、女心もお見通しなんて……」
リュミエール「そうかい?僕はただ……普通にしてるだけなんだけどね。この世は、何事も表裏一体で出来ている。それは、いつの時代も変わらないといつも言ってるんだけれど、なかなか理解者はいないものかもしれないね。」
クラスメイトの男子「なんなんだあいつ、かっこつけてるし。留学生だかなんだか、しらないけどこ憎たらしいわあ……なっお前もそう思うよな??」
と隣にいた同じ男子学生にふると、
クラスメイト男子「きゃあああ、リュミエール様あ!!!私めをぜひ召使に、なんでもしますからああ。」
と懇願している……
クラスメイト男子「おい・・・」
とあきれ返ったような男子学生。そしてリュミエールが、ちらちらと視線をとある少女に送っている様子。その少女の名前は、ネネット・シャーベットという。
彼女もまた、この学校での海外の留学生で、金髪にグレーがかった美しい瞳、すっと鼻筋の通ったいわゆる美人学生だ。だが…
まだクラスになじめておらず、言葉も通じずひとりぼっちの身になっている。
リュミエール「はじめまして。ジュマペール、リュミエール。僕も同じ留学生です、少しいいかな」
「失礼だけど、、君いつも一人でいるようだね……」
「なんだか僕もある意味よく似た境遇で・・」
「もしなにかあったら相談にのるよ?」
シャーベット「ぷりべっ(こんにちは)、すぱしーば(ありがとうっ)」
シャーベットは、他の女子とはどこか違っていてイケメンだからとかでなびかず、
黄色い声を出す学生ではなかった。
その後、ゆきたちにも少しシャーベットが一人でいることを気にかけていた。
その日の放課後、ゆきたちがクラスに残って無二や絵美とじゃれていると
帰りもシャーベットが一人で帰る身支度をしていた時
ゆき「ねえねえ、こんにちはあ。シャーベットちゃん今日 もしよかったら一緒に帰らない??」
シャーベット「スパシーバ!!ウィルドウ!!アリガト」
絵美「てんきゅーてんきゅーー。なんかわからへんことあったらうちらに、いつでも聞いてな!!」
「うちの言いたいこと伝わったんやろか??」
「無二も、大丈夫やんなあ??」
無二「もちもち!!」
絵美「それにしてもほんまシャーベットちゃんて
金髪のさらさらの髪に、グレーのミステリアスなきれいな目して……」
「いやあうちめちゃあこがれるねんけどお!!」
にぇにぇ「そりゃこんな美人……どこぞの、おてんば娘とは大違いやな笑」
絵美が「なんんやてえ!うちのど・こ・が・おてんば娘やねん。」
「うちみたいな品のあるおしとやかな女子……そうそうおらへんわ。
もっかいいうてみい??」
にぇにぇ「そういうとこにぇ。」
シャーベットがほんの少し笑顔で「みなさんていつもこういう感じなんですか??楽しそう。。」とつぶやく。
無二「うんわたしたちはなんていうかなんだかんだ
安定の友達というか、そんな感じでいつも賑わってるよ!」
シャーベット「今日はみなさん色々とありがとう!わたくしこちらの道ですので……」
「ご迷惑じゃなかったら……またよろしくお願い致します、ぱかぱかー(ばいばあい)」
と挨拶をし、3人より先にシャーベットが家に帰った。
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