反省
迂闊だった。夕飯代金を出してくれるからという
幹事である同級生男子が言葉巧みに俺のことを誘ってきて
貧乏な母子家庭の俺は夕飯、外食できるならと
ノリノリでやってきたのに此のざまだ!
「金髪ギャルのヒナタちゃんに色々教わればいいよ。
何もかもが初めてでわからないだろ陰キャ君は!」
サッカー部のエースストライカーで男前。
女子からモテモテだけどこんな性格悪いのか!?
「前から思ってたんだけどお前目障りなんだよ。
お前が学年一位に君臨しているせいで、
俺は塾の日数を増やされて大変なの」
「へー、この陰キャ君は頭だけはいいんだ」
女子の一人が少しだけ目の色を変えてくれたが
別にかばうとかまではしてくれない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます