アマチュア小説家(社会人)と創作活動

ひなの ねね

第1夜 執筆できる日、できない日

はじめまして、一刀想十郎と申します。


小説は中学生時代から書きたいときだけ執筆するスタンスでした。


好む小説は現代ファンタジーのライトノベルです。

応募していたレーベルは電撃文庫が9割でした。


社会人になり一般的なミステリー小説などを好むようになりましたが、最近は本を読む時間もなく過ごしています。


そんな半端なアマチュア小説家の社会人が、執筆に関連する「なんとなく思ったこと」をテーマに毎回書いてみようかなと思いました。


なんとなく筆が乗らないときや、同じような感じなんだよなーという方がいたら、共感できると嬉しいです。


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本日は「執筆できる日、出来ない日」がテーマです。


私自身も「今日は執筆できるかなー、でも疲れて何も思い浮かばないなー」という日は多々あります。


本当は意識高く「小説家になるからもっと書くんだぞ!」と自分に叱咤激励すると良いのですが、如何せん、「何とかなるだろう」タイプなので様々な理由を自分で見つけては書かない日もあります。


ここでは一般的な考えも含め、主な理由を上げてみましょう。


○仕事で疲れてるので他のことがしたい

○ゲームがしたい

○漫画が読みたい

○小説が読みたい

○映画が見たい

○家事育児で書く力が残ってない

○眠い

○今日は脳が働かない

○物理的に時間がない

○PV数が伸びなくて心が折れた

○感想が貰えず心が折れた

○他の投稿作家さんがうますぎて心が折れた

○「今日書いても小説家になれるかどうか確率的にきついよなぁ」とめっちゃ弱気な日


などなど、挙げればきりがありません。


自分に言い訳はいくらでもできるのは百も承知ですが、この世の中、色々な雑念が増えましたね。


ただ雑念の屈したと自己認識するのも癪なので、正当化する理由を捻りだしてしまうこともありあります。


「でもインプットする時間も必要じゃん?」


そうそれ、これが私にとって一番、自分を執筆させない言葉だなと感じています。


もちろん他の媒体に触れ、インプットは大切です。


しかしアウトプットする時間とのバランスをうまく調節しないと、中学生から書いているのにノースキルのアマチュア小説家が完成してしまうのです。


社会人になり、ある程度歳を重ねると社会的な責任も増え、特に「物理的に時間がない」、「メンタルが弱くなっている」問題により、さらに追い込まれます。


しかも学生の頃のように「お金が入らなくても好きな事をしていたい」メンタルよりも、「これってお金に繋がるかな?」みたいな大人のメンタルも若干生まれて、色々考えこみ過ぎてしまうこともありますね。


お金と仕事以外の自由な時間の関係性を天秤にかけてしまいやすくなるんですよね。


ではメンタル面はどうでしょう。


学生の頃は時間もあり、精神的なストレスもなく、執筆作業に没頭することがとてもできました。


です大人になり仕事面や生活面での疲労の蓄積、人間関係のストレスなどが影響し、執筆もままならないことが増えてきます。


しかも歳を重ねてきているので、「書かないとデビューに近づけないやん!?」って焦りすぎて、猶更、何も書けないこともあります。


焦って書くとテーマやネタもまとまりがなくて結局、作品を完結できないまま、評価されずに終わってしまうこともしばしば。


だからこそ、歳を重ねても、仕事や生活に追われつつも執筆をして継続できている作家さんを見ると、もう眩しくて眩しくて。


実際、本日も「多分、作品を追ってくれてる人もいなさそうだし、サボってもいいか!」とアイスを食べている節もありましたが、応援の通知や作品フォローの通知、Twitterの小説アカウントのタイムラインを眺めて、結局筆を執ることを選択しました。


そんなとき思ったんですよね、なんで自分は小説を書くのかなって。


ゲームとか映画とか本を読むことは楽しい、自分のような名もなき作者が書いても読者もあまりつかない、自己満足で書いてるのかなって。


でも自己満足なんだろうけど、自己満足ともなんか違う気がする。

近いとは思うけど。


自己を表現するにしても表現したいことは明確には無いし、発信したい思想や考えもない……と思う。


アマチュアなんだから書きたいときに描けばいいやとは思うけど、なんで鞭打って書いてるのかなって思うと、こうやってエッセイにまとめると、おぼろげながらに出てくるんだよな。


多分、これまで作品を書き上げたときの楽しさや、友達に見せたときの感想の楽しさが良かったんだなって、もう一度体験したいんだなって思ってると思うんです。


今は読んでくれる友人はおろか、リアルで小説を書いていると話せる相手もかなり減ってますしね。


それともう一つ、誇れる特技も何もないから、せめて書き続けることでアイディンティティを高めてる節もあるのかもしれない。


だから、僕は今日も、いつか日の目が出る日を夢見て、執筆できる日に塗り替えているんだなって思い、今日は寝ようと思う。


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その割に2022年の作品の流行りを追ったり、自分の好きなジャンルを書かなかったり迷走したりして、相変わらず迷い猫のような足取りじゃん?


まあいいんじゃない?


こうやって考えまとめるだけでも、練習よ。


皆さんが、頻度良く書くためのモチベーションはなんですか?

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