素敵なお話いっぱい書いてね！〜小説家のあなたが“ファンな”あの子にご奉仕される〜カクヨム編【CV:五月あめ】

４．新しいキャラを考えたの？ すごい！ はやく読みたいな。

　あ。

　これって、もしかして新キャラ？

　新しいキャラを考えたの？

　すごい！

　新展開だね。

　いいね、楽しみ！

　はやく読みたいなー。

　新キャラは女の子なの？

　どんな子？

　へえ。

　可愛くて、主人公のことを好きになっちゃうの？

　おっぱいが大きくて、押しが強くて。

　主人公のピンチを助けてくれるのね。

　ふーん。

　そっかぁ、可愛いのかー。

　おっぱいが大きいのかー。

　それで、ちょっとエッチなんだ？

　……ねえ、もしかして、あなたもその子のこと好きになってないよね？

　なんで、私の目を見ないの？

　どうしたの？

　やましい気持ちじゃなかったら、私の目を見れるよね？

　なんで新キャラを出そうと思ったの？

　なんでおっぱいを大きくしたの？

　なんで……。

　え！？

　この子、私がモデルなの！？

　ええー！？

　確かに私は完璧美少女ですが。

　おっぱい、大きいかな……？

　あ、ちょっと視線！

　気付くんだよ、そういうの！

　……でも、そっかぁ、私がモデルかー。

　えへへ、悪くないかも。

　主人公のこと助けられるくらい強いんだね。

　主人公のこと好きになって……。

　でも今のヒロインはどうするの？

　そう……。

　主人公はヒロインを選ぶのね……。

　それじゃ、この子ふられちゃうのか。

　また一人になっちゃうんだね……。

　それは寂しいな……。

　違うの？

　そうだね。

　私にはあなたがいる。

　私は一人じゃなかったね。

　ありがとう。

　本当は、私があなたを元気づける役目なのに。

　元気づけられちゃいました。

　ははは。

　それじゃ、この子にもあなたみたいな素敵な人を見つけさせてあげてね。

　約束だよ。

　あ、そうそう。

　私のおっぱいを見てたことはダメだよ。

　許さないから。

　今日の晩ご飯のデザートは無しだからね！