2.やったね! 感想が来てるよ。私が読んであげるね。

 ほら、見て。

 昨日投稿した小説。

 さっそく感想が来てるよ。

 やったね!

 私が読んであげるからね。

 なになに……?

 

 面白い小説です。

 とても続きが気になります。

 困難に立ち向かう主人公に、感情移入してしまいます。

 ヒロインもかわいいです。

 はやく主人公とくっつけばいいなと思います。

 ストーリーはハラハラドキドキ。

 意外な展開でぜんぜん飽きません。

 こんなお話を考えられる作者さんは、素敵な人なんだと思います。

 頭が良くて。

 カッコよくて。

 世界で一番素敵な作者さんです。

 きっと、ファンのことも大切にしてくれていることでしょう。

 私もファンになってしまいました。

 はやく続きが読みたいです。


 ……だって!

 どう?

 嬉しいよね!

 んん?

 私が書いたんじゃないかって?

 ……バレたかー。

 そうです、私が書きました。

 だって、私が一番最初に感想を書きたかったんだもん。

 なんでわかったの?

 あー。

 いつもと同じアカウントだからか。

 そうだよ。

 私、いつも必ず感想を書いてたの。

 だって、伝えたくって。

 ここに素晴らしい作品があるんだよって、みんなに知ってほしくって。

 ダメだった?

 ダメじゃない?

 ……え?

 ありがとう、だなんて。

 それは私の台詞だよ。

 いつも素敵なお話、ありがとう。

 いつも楽しみにしてるからね。


 ふふっ。

 じゃあ、あたま撫でて。

 よしよしって、して。

 私はあなたのファンですからね。

 私も、もっとたくさんの人にあなたの作品を読んでもらいたいんだよ。

 もっと広めたいの。

 私も微力ながら、あなたのために頑張るからね。

 うれしいって言ってもらえて。

 私もうれしいよ。

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