愛着障害
@nanohananoositsi
第1話 ヒトが人間に育てられる必要性
ヒトとして生まれたからと言って
人間になれるか?
オオカミに育てられた子供がいた。
アマラとカマラ。
彼女らは乳児のころに親に捨てられた。
オオカミは何故か食べずに、仲間として
子供を産んだばかりの母親オオカミが育てた。
彼女達が発見された時、四つ這いで走り回り、オオカミの鳴き声で威嚇し、毛むくじゃら、生肉しか食べない。
夜行性で夜には遠吠えをし、目が光った。
牧師夫婦は献身的に世話をした。
しかし、少女達は二足歩行もやっと言葉は喃語レベルに到達するのがやっとだった。
ふたりは結局はその後亡くなった。
血など関係ない。
人間は人間の愛情無くしては、
けして人間になれないのだ。
これは、子供にとって人間環境がその後の人生全てにおいて影響を及ぼしてしまうと
言うことだろう。
どんな親から産まれようとも、親の代わりになってくれる人間の愛情を注がれれば
それでいいと思う。
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