第2話

 てっきり、さっきと同じ森の中に送られると思っていた。どうやら立派なログハウスに送り出してくれたようだ。


 おお〜キッチンもある。ベッドもあるし、テーブルなどの家具もある。


 急にグランピングに来たような錯覚を覚える。


 うわぁ〜、いい感じに気がゆるむなぁ。


 テーブルの上に手紙が置いてある。発光しているので、神様からの手紙なんだろう。


 早速読もう。

 封筒から便箋を引っ張り出して、折り畳まれたそれを広げる。

 やはり神様からのお手紙だ。


 この世界で困ることなく生活できるスキルを選んで、既に魂に与えてあるということ。

 力の使い方に慣れるまでは、このログハウスを無闇に出ない方が良いこと。

 ログハウスは森の奥深くに建ててあり、周りからは見えないようにしてあるということ。

 現地民からの接触は万が一にもできないようにしてあること。

 地下にも空間があるので、自由に変えて使って良いということ。


 注意書きのあとは、ステータスの確認の方法などを分かりやすく書いてくれている。


「親切な神様だなぁ。字がきれい」


 最初に担当してくれた神様が、案内の順番を間違えてしまったお詫びも兼ねて親切にしてくれているのかな。

それとも全員にこういう対応なんだろうか。

神様が過労で倒れそう。神は数多いるって言ってたから、なんとかなってるのかな。


「えーと、手順その1、ステータスと言う言葉を心の中で強く意識する」


 ステータス。


「うわっなんか出た」


 目の前に出てきた白い色の枠の中に、びっちり文字が書かれている。ステータスがこんなふうに表示されるってゲームみたいだなぁ、と思った。


 名前は斉藤愛。HPとかMPとか、速度とか知性とかある。攻撃力や防御力もあるけど、その項目の中にも腕力とか耐久力とかあって、細かい。精神力とか幸運とかある。


 基本情報というタブにこのステータスが表示されていて、横にアビリティというタブがある。

そこに触れるとスキルらしきものが書いてある画面に変わったけれど、びっちり小さい文字が隙間がなく書いてあってクラっと目眩がした。


「いや、数が多いな。読めないよ〜」


 そりゃあスキルは一つだけなんて神様は言ってなかったけれども、パッと読めないくらいにたくさんくれるとは全く思っていなかった。


 心の準備が必要な量じゃない?

 どうしたらいいんだ〜。


 力に慣れるまでログハウスを出ない方が良いと言われているし、この世界で生きていくためには慣れなければいけないのだろう。


 もう既に大変そう、とステータス画面から目を逸らす。


 寝ようかな。寝ちゃおうかな。


 宙に出たままの恐ろしいアビリティ画面から一旦目を離す。

ふと、端っこの方にサポートというボタンがあることに気付いた。丸い縁取りがあるので、ステータス画面とは違う雰囲気を感じる。


 サポートかぁ。ヘルプみたいなものかな。


 タップしてみると、ピカッと光って宙に浮いていたステータス画面が消えた。


 代わりに卵が現れる。

 たまご。


 両手におさまるくらいの物だけど、大きいね。

 ダチョウの卵ってこんな感じかもしれない。


 白くて光る卵にヒビが入って割れた。

 中から羽根のある赤ちゃんが産まれてきた。


 ええ。めっちゃかわいい。3頭身の赤ちゃんだ。


 随分とサイズは小さいけれど、ぷくっとしたほっぺに小さい手足が。サイズが小さいことを除けば、外国の赤ちゃんみたいだ。


 じーっと見つめると、赤ちゃんは目を開けて私に向かってにこっと笑った。


『はじめまして、マスター。わたしはマスターのこれからの快適な生活をサポートするために、あちらの神の要請でこの世界の神より生み出された存在です。名前をつけますか?』


 喋った。しかも流暢に。

 えらくサポートが充実しているなぁ。いやはや助かる。


「え〜絶対つけるよ〜かわいい〜。名前、名前かぁ。おめめがピンク色だね、ちょっと薄いピンク色。それにちなんだ名前がいいかな?どういうのがいい?」

『希望はございません。見た目のカスタマイズも可能です。種族は妖精族で固定されておりますが、髪色や瞳の色、服装など変更が可能です。あらかじめ作られているパターンを複数表示します。それぞれ微調整も可能です』


 パッと映し出される、いくつかのパターンの赤ちゃん。


 いやぁ、どれもかわいくて選べない。

 というか、業務的な感じもギャップがあってかわいいね。キリッとしているね。


 今のお顔のかわいらしさにぴったりくる、パステルピンクのツインテールが良いかもしれない。


 ふわふわだし、かわいいし。


 長い髪のツインテールってなかなかお目にかかれないよね。瞳の色も透き通るピンク色だし、どうかな。


「真ん中のツインテールの髪がかわいいな。どう?」

『わたしに希望はございません。髪の長さや瞳の色の変更、微調整等されますか?』

「ううん、そのままで。十分かわいいから」

『では、お名前をお願いします』


 かわいい花の名前とか、おしゃれな英語とか、いろいろ勉強しとけば良かったな。瞬時に思い浮かんだいくつかの変な名前を、だめだめと記憶から消していく。日本人だからか、パッと浮かぶ名前がどうしても日本っぽくなる。


 妖精族って言っていたし、フェアリー?

 いや、それは失礼かもしれない。

 うーん、どうしようかな。かわいい感じの名前かぁ。


「モモ」


 ああ、そんな本、あったな。

 女の子が時間泥棒に立ち向かう物語だっけ。


 ピンク色から桃を連想したあたり、単純な思考回路である。でもいいな、モモ、私は気に入った。


『登録しました。モモが今後はマスターのサポートを行います。よろしくお願いします』


 ぺこりと頭を下げる様子もかわいらしい。

 手足が短いなぁ、かわいいなぁ。ちっちゃいなぁ。


「よろしくね、モモ。かわいいね」

『ありがとうございます』


 ぺこり。お辞儀をする姿も癒やされるなぁ。


「えっと、まず教えてほしいんだけど、私はなにから始めたら良いと思う?」

『この設備の確認、把握とスキルの確認、把握から始めることを提案します』


 ぱたぱたと羽根を動かしながら移動するモモについていく。

 キッチンの前でモモが振り返った。


『マスター、お料理はされますか?』

「前はしていたけどこっちで料理できるかどうかは怪しいかも。調理器具もないよね?」

『アビリティからスキルの【製作】を選択し、ご使用ください。スキルの使用は念じるだけでも可能ですが、慣れるまでは音声での使用をおすすめします』

「えーっと、アビリティ」


 ふぉんっとステータス画面が出てくる。

 アビリティのページが開いた。


 文字の量に目が痛くなる。


「スキル、製作」


 アビリティのスキル欄から製作と書かれた文字が光り、違う画面に移った。

 ズラっと並ぶ一覧には物の名前が書いてある。


 見た感じ、あいうえお順かな?


 とりあえずスクロールしてみる。

 操作はこれで合っているんだね。


 桶とか洗濯ばさみとかの日用品もあれば、食洗機とか洗濯機とか家電もある。


『検索が可能ですので、欲しいものがある場合は検索することをおすすめします。並び替え、絞り込み、ジャンル別表示、お気に入り登録なども可能です』


 検索も声に出せば勝手にしてくれるんだろうか。


「えーと、検索、調理器具」


 ずらっと項目が変わり、まな板とか包丁とか知っている調理器具の一覧が並ぶ。


「だから多いって」


 種類、色、バリエーションがとにかく多くて困る。


 木製のまな板、プラスチックのまな板、よく分からない素材のまな板、数が多い。


 とりあえず木製で。


 種類を選ぶと次は色が出てくる。

 これ何かで見たことがあるな、と思って思い出す。


「あれだ、どう○つの森だ」


 とりあえず、この家に合いそうな種類を選んで【製作】していく。


 選び終わって【製作】のボタンを押したら、魔法陣のようなものが目の前に展開した。

 そのど真ん中に【製作】したものが鎮座している。


 めちゃくちゃ早い通販みたいなこと?


 木製のまな板と持ち手が木製の包丁、木製のボウルと竹製のざるを呼び出してみて、宙のモモを見る。


「家具とかも製作で作れるみたいだけど、なんか欲しいのはある?」

『わたし、モモに家具は必要がありません。いま配置されている家具は、神様がスキル【製作】を使用して作られた家具ですので、気に入らない場合はマスターのスキル【製作】にて現存の家具に触れることで種類、色の変更が可能です』

「【製作】で作ったものは【製作】で変えられるんだね」

『はい。また、不要なものはスキル【ごみ箱】で処分が可能です。指定の感覚に慣れるまでは、捨てたい対象物に触れて【ごみ箱】を念じる事をおすすめします』

「はい。すごい便利だね。スキルが多過ぎて、何がなんだか分かんないよ」

『ゆっくり覚えていきましょう。わたしがマスターのお力になりますので』

「ありがとう〜助かるよ〜」


 その後もモモの説明を聞きながら、さまざまなスキルを試していく。


【製作】は本来なら製作の手間を省くスキルで、材料などは事前に用意しないといけないものらしい。

 材料を集めて魔法陣の中に入れると作れるもののリストが出るそう。

 そこから選んでスキルを発動させる。

 そうすると、でき上がったものが魔法陣に出てくる、というものらしい。


 ただ、私の場合はたくさんのスキルの中に【物質変化】や【物質変換】だとか【錬金】に【創造】に【召喚】にと便利なスキルがあって、材料となるものを用意できるスキルがあるので、手間を省く為に連携して発動していると言うことだった。


 この仕組みは神様が作ってくれたもので、この世界の人にはできないので要注意らしい。


 みんな頑張って作るのに楽をしているみたいな事だもんね。ムッとするよね。


 それから、料理も【製作】で可能とのこと。

 完成品も材料も出せるというので、便利過ぎて気が遠くなりそう。


 そんなすごい【製作】スキルの話は一旦置いておく。



 ログハウスの地下には広い空間があって、モモにおすすめされたのはスキル【施工】だった。


 家とか倉庫とか温室とか畑とか、もともとでき上がっている建築物を配置するスキルらしい。

 建築物は他のスキルが連携して作れるそうなので、ここでは配置の選択をするだけで一瞬のうちに建物が建つ。

 スキルを起動すると全体図が展開されて、スペースがどのくらいあってどこに何を設置するかの選択ができる。

 マンションという選択肢もあって、天井はどうなるのか気になって聞いたら、建物の高さにあわせて空間が広がりますという回答が返ってきた。


 怖い。

 地下に町作りをおすすめされている?


 必要そうな施設はどれかなと一覧を見てみるけれど、これまた数が多くて時間が掛かる。


 とりあえず、洗濯できる施設が欲しいなと思ったらコインランドリーが出てきた。


「コインランドリーで使うコインは日本円なの?」

『コインを使用しない形に変更が可能です』

「ランドリーじゃん……」


 そういうことではないか。


 洗濯機と乾燥機が1台ずつあれば洗濯は心配がないし、わざわざ施設がいる?


 そう考えて冷静になったので、地下から階段を登ってログハウスに戻る。


 ログハウスは基本的に生活で使うものは既に用意してくれていて、おしゃれに見せるインテリアは置いていないという感じ。


 壁に絵画とかもないし花瓶とかもなく、置物もない。殺風景な部屋に見えるけれど、すっきりしているので気持ちが良い。


 玄関から部屋を見通せるようになっていて、キッチン、ダイニング、リビング、ベッドルームとあるけれど仕切りがないので開放的。


 広いけど、分類はワンルームになるのかな。

 唯一扉がついているのは、シャワールームの方だけだ。


「そういや、シャワールームの中は見ていないね」


 扉を開けると中はユニットバスだった。


「モモ」

『はい、マスター』

「ユニットバスは嫌だなあ」

『スキル【施工】でエリアを【拡張】して【配置】のあと、内装はスキル【インテリア】がおすすめです』


 モモの言うとおりにスキルを使用していって、浴室をモダンな檜風呂風に入れ替えた。


 高いところに窓をつける。

 スキル【インテリア】はインテリアコーディネートができるスキルなんだけれど、自分のセンスが怪しいので、自動作成でいくつか候補を作ってもらって、その中から気に入った内装を選んだ。


 スキル【製作】とはやはり連携されていて、コーディネートしながら製作でインテリアを作り出せる親切な仕組みとなっているが、機能が多過ぎて使いこなせていない。たいへん。


 ログハウス自体も違うものに変えられるけれど、せっかく神さまが選んだものなので、嫌なところだけ変えていく方向にしようかなと思っている。


 浴室と洗面所とトイレを別にするので、ログハウスも拡張されることになった。

 違和感がないように、スキル【施工】になんとかしてもらう。


 外観が気になる場合は、スキル【エクステリア】もあるとモモが教えてくれたけれど、面倒くさい気持ちが勝ってしまった。


 多いよ、スキルが。


「こういうスキルの使用ってモモにやってもらうことはできない?」


 センスもあんまりないので、ぜひともお手伝いしてくれると嬉しい。私は発想も貧困だし、せっかくもらっているスキルが宝の持ち腐れになってしまう。


『可能です。その場合、使うスキルによっては魔法を絡めます。マスターの魔力をわたしが使って代行するので、魔力使用の権限を頂くことが必要ですが……』

「魔力?」

『マスターのスキルは特殊なこともあり、スキルの使用の一部分に魔力をお使いです。マスターはあちらの神さまのご要望により、この世界で使用できる魔力に上限がありません。ステータスのMP自体は平均的な数値となっておりますが、恩恵スキル【無限魔力】で実際には上限がありません』

「恩恵スキル?」

『神様からあらかじめ頂いているスキルで【製作】や【インテリア】も恩恵スキルの一種です。【無限魔力】により魔力切れによる死亡の心配がありませんが、一般的に自分の魔力を他人に使わせる権限を与える、という行為はかなり危険です』


 外で言っちゃだめなやつだ。


「そうなんだ、覚えておきます。モモは大丈夫、かわいいから」

『ありがとうございます』


 突っ込みも入れずに、ちょっとはにかんで笑うモモがかわいい。

 魔力に上限がないようにしてくれた神様には感謝だけど、それってしても良いことだったのだろうか。よく分からん。


「権限を与えるってどうしたらいいの?」

『一般的には魔法を使用します』

「魔法だ〜初めての魔法だね」

『ですが、マスターは神様からスキルとして【魔力回路作成】を頂いておりますので、そちらを使用します。【魔力回路作成】を開いてください』

「魔力回路作成?」


 ふぉんと出てくる画面にちょっと慣れてきた。

 魔力回路を繋ぐ相手の選択ができる。

 モモしか選択肢がないのでモモを選んで決定をタップした。


 モモの身体がキラキラで縁取られ、すぐに収まる。


『このスキルを発動すると、マスターの半径5メートル以内に存在する相手が、魔力回路を作る対象として表示されます。なお、このスキルはマスターのために作られたものですので……』

「外では言っちゃいけないやつね、なるほど」

『それでは、次に、魔力回路を繋いだ相手に向かって権限を譲渡すると強く念じてください。口頭でも可能です』

「モモに権限を譲渡します」

『かしこまりました』


 モモが自分の画面を出す。


 すごい、色が違う。


 わたしのステータス画面は、基本的に白い縁取りに白い文字。

モモのステータス画面は、薄いピンク色の縁取りに薄いピンク色の文字。


 私が見ていることに気が付いて、モモがこちらを見たのでにこにこ笑う。


『また、このステータス画面は一般的には出すことができません』

「えっ?そうなの?」

『はい。マスターが生活しやすいようにといつでも呼び出せるようになっておりますが、こちらの世界の住人はステータスを確認するためにギルドや神殿、教会など、魔道具のある場所へ向かい確認しております。リアルタイムでのステータス画面確認はできません。また、スキルの開示も一般的ではありません』

「みんなスキルは秘密にしているの?」

『切り札となる場合もありますので、容易に明かすものではありません。開示するメリットが明確にある方を除き、基本的にはスキルは他人に明かさない方針です。ステータスを確認する際は特別な個室に入り、一人きりで確認する仕組みとなっております』

「プライバシーを守られてるなあ」

『ただ、マスターは恩恵スキル【隠蔽無効】と【ステータス看破】をお持ちですので、他人の隠されたステータスも確認できます』

「守られていないなあ」


 怖いスキルが山ほどついている気がする。

 うっかり見ないように気を付けなきゃ。


「【ステータス看破】は人のステータスを見れるって事だよね。【隠蔽無効】は隠蔽したスキルを見れるスキルなら【隠蔽】もあるの?」

『存在します。一般的には持っているスキルを魔法で隠蔽しますが、マスターはスキルとして【隠蔽】をお持ちですので、細かな選択が可能です』

「魔法の隠蔽はそうはできない?」

『その通りです。選択はできず、持っているスキルを全て隠蔽する魔法しかありません。【隠蔽】もマスターのために作られた恩恵スキルです』


 恩恵スキルばかりだ。

 神様ありがとう。

 使いこなせなさそうなのが申し訳ない。


『恩恵スキル【隠蔽無効】をお持ちの方はいらっしゃいますが、10000人に1人いるくらいのスキルですので希少なスキルという認識はあります』

「ちなみに世界人口ってどのくらい?」

『40億ほどです』

「わあ」


 考えないことにしよう。

 頭が痛くなりそうだ。


「モモ、洗面所とトイレはモモに任せてもいい?」

『何かご希望はありますか?』

「うーん、ログハウスに合う感じがいいかな。あと細かい消耗品とか、使う物の設置もお願いしていい?タオルとかドライヤーとか。トイレは洋式がいいな」

『かしこまりました』

「モモはなんか欲しいものある?なんでも作るよ、モモの快適な生活のために必要なものを教えてほしいな」

『快適……』

「これからずっと一緒に暮らしていくんだよね?楽しみだな〜嬉しいな〜毎日一緒に寝たいな〜」


 モモの顔が一気に真っ赤に染まった。

 赤面する妖精かわいいな。


『マスター、わたしはマスターのサポートをすることが役目ですので、快適な生活など必要ではありません』


 てれてれしているモモがいじらしい。

 わぁ〜あれこれしてあげたくなる。


「モモのおうちを作ろう、そうしよう」

『マスター!』


 自分が使うものは面倒に感じるが、モモが使うものは作りたいと思うこの気持ち。


「モモには私のおうちを任せるから、私がモモのおうちを作る。そうしよう。モモにお願いしている間、私もスキルは使える?」

『マスターのお世話に必要とされるスキルはわたしも神様からたくさん頂いているので、同じ物もありますし、それは大丈夫ですが、わたしのおうちなどなくても』

「かわいいの作ろっと」

『マスター!』

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