第4話.プロットどおりに進んだためしがない

 今まで何本か小説を書いたが、その中のひとつも最初に作ったプロットどおりに進んだためしがない。


 必ず書いている途中で別の流れや設定が閃いて、そっちの方が良いんじゃないかって変更してしまう。


 全然別のものになって、プロットが全く意味をなさないこともあった。


 しかも設定を変えると、既に書いてあるストーリーと矛盾を起こすことがよくある。


 この矛盾の箇所を書き直すのが大変だ。


 自分の気づかないところで矛盾を起こしてる可能性も怖い。


 でもより良い物語にするための修業だと思って、素人の小説は書き替えを認めてあげようと思う。


 ただプロの人は大変だ。


 シリーズもので設定を変えたくても、すでに出版しているものを回収して、書き直すわけにはいかない。


 プロはやっぱり厳しい。

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