先代ヒデサトさんの『犬疑惑』

 うちにいた先代ヒデサトさんは

真っ白でブルーの目をした男の子でした。


パッと見は女の子に間違えられることもありました。

そして、ヒデサトさんには『犬疑惑』がありました。


いや猫ですよ、見た目は猫なんですけど…


この子が5歳になった頃、知人から犬を引き取って

飼うことになりました。


犬のしつけで『おいで』を教えていると

当の本人(犬)よりも先に来ている…。


猫なのに高いところに上がれない or 落下する。


飼い主(私だけ)には忠実。


等々、犬疑惑が囁かれていた頃


ヒデサトさんが肉球の間が腫れてしまう皮膚炎になりました。


速攻で獣医さんに行って診て貰ったのですが、

獣医さん曰く


「あー皮膚病は猫ちゃん舐めるから悪化しやすいんだよね。

でも、珍しいね。この皮膚炎は犬に多いんだけどなぁ」


はい、犬疑惑決定!


しかし、見た目は猫なので我が家では

ヒデサトさんの背中にはチャックがあって

それを開けてひっくり返すと犬になるという定説ができました。

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