りりぞーという名の猫との縁(えにし) そのニ

りりぞーは確かに凶暴な時もあって、私の腕には数本の爪痕が出来て

りりぞー作「シュプール」と笑って友人に傷を見せたりしていました。


いつも凶暴ではなくて、急にスイッチが入って凶暴になるタイプでした。

スイッチが入らなければ、母の側に行って寝たり

私の近くに来てスリスリ甘えん坊することもありました。


凶暴になって変わったかなと思ってましたが

ご飯の時はうにゃうにゃ言うクセは変わってなくて嬉しくなりました。


この時りりぞーは12歳。シニアの男の子。

でも、どう見ても仔猫の女の子でした。


凶暴なりりぞーは内弁慶らしく外に行くと凶暴でなくなるんですよ。

見た目の可愛さと愛想のよさでカートに乗ってお出かけするようになりました。


どんどんと、りりぞーとの距離が近くなり凶暴な時間が減っていきました。


その頃、同居していた母がなくなり

これからは2人で生きていこうね!と りりぞーにお願いして4ヶ月後…。


さらに辛いことが起きました。

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