看護師が株式投資やってみた

第8話 アグレッシブなおじいさんにやられた

勤めていた医療法人内で、外来から在宅部門に異動した私。仕事柄、相談相手の収入をきくことがある。(介護保険は年収で利用者の負担割合が違うのだ)

とあるおじいさんの家に行き、負担割合の仕組みについて説明。するとたぶん自分は三割負担だぞ、と。普通の会社員の年金くらいだとほぼ一割負担。つまりそのおじいさんは現役並みの収入があるということ。

この人も株か！と思ったが、この人は不動産だそうだ。みんな武勇伝なのか、どんなけ稼いだか教えてくれる。そのおじいさんが

「人間な、やるかやらないかだ！」

ズキューンときましたよ。私はずっーとやらずに１０年以上きてしまった。

勝手に背中を押して貰った気になった私は口座を作ることにしたのであった。

始めるにあたって、ネットでNISAについて確認。

証券会社についても比べるなどする。

吉野家の優待券を持ってた友人にも意見をきき、SBI証券で口座を解説。(その子は優待目当てで既に株式購入していた)

株式投資のスタートラインにやっと立ったのである。

始めにオリエンタルランドの株を買おうか迷ってから、10数年経過していた。