第2話 初めて投資の意味を知る
私が初めて株式の意味を知ったのは高校の現代社会の授業でである。先生が昔教えていた学校で、実際には買わないけど、もし株を買ったと想定して、その後の経過を追うということを授業でしたそうだ。今だとそういう株式投資シミュレーションアプリなんかもあるが、それを授業でやったそうだ。私の高校ではその内容はやらなかったが、株式会社の仕組みなどをその時ちゃんと知ったのだと思う。
そしてその先生は昔インテルの株を持ってて、10万円ほど儲けた。今も持っていたら30万円の儲けになったのになぁ、と言っていた。株ってうまいことやれば儲かるんだなぁ、ふーん。ってのが当時の感想である。
高校で株式会社って意味は理解はした。そして次に投資ということを学んだのは大学の授業だった。私が通っていた看護大学で経済の授業があった。看護学校といえども大学なので、英語などの他の科目もけっこうあったのだ。
その経済の授業で、その先生が投資について熱く語っていた。
「これからはお金にも働いてもらう時代だ!」
貯金しか知らない私にとって衝撃的であった。実際にどうしたらいいかはわからないが、なんかすごい!と思ったのだ。よくわからないが先生が言っていたことを真面目にきいていた。
その先生は「万が一の失業に備えて半年分の生活費は必ず貯金しておきなさい。」とも言っており、10年以上たったがホントにその通りと思う。
あと複利についてもその時知った。複利の存在を知ったことは、後の私の貯蓄方法に影響を与えた。
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