作家のデビュー作を読む

村上春樹『風の歌を聴け』

朝は一杯のコーヒーから始まります。つづけて、もう一杯。


私は村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』が大好きです。

個人的には、村上春樹の最高傑作だと思っています。

文章のひとつひとつ、言葉のひとつひとつにセンスを感じます。

好きな小説を十冊選ぶとしたら、迷うことなく、この作品を選ぶでしょう。


明確なストーリーは存在せず、無色透明のような小説です。

主人公である「僕」と、その友人である「鼠」の会話が続き、ところどころで、回想や、女の子との会話が繰り広げられます。

その全てが洒落ています。

好き嫌いは分かれるとは思いますが、もし読んだことがなければ、ぜひ読んでみてください。

私は、誰が読んでもおもしろい作品であると信じています。

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