猪狩くんのバカぁぁぁぁ〜。

あのぉぉ〜。

猪狩くん。

何か私に言うことはないんですか?

あのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜。

わ・た・し・に・な・に・か・い・う・こ・と・は・な・い・ん・で・す・か・?

もう。気づいてくれなんて、私悲しいです。

猪狩くんのバカぁぁぁぁ〜。

お!?

気づいたの?

ん?

なに?

ちょっと、ふざけんな案件ですよ!

それは!

もう一回言ってみ!

「気にしなくても大丈夫。太ったことくらい。」ってなんだよ!

私は断じて太ってなんかいないのに。

そんなこというから、モテないんですよ!

猪狩くんのばーかー!

ばーかー!ばーかー!ばーかー!ばーかー!ばーかー!ばーかー!ばーかー!ばーかー!ばーかー!ばーかー!ばーかー!ばーかー!ばーかー!ばーかー!ばーかー!

もう、ひどい。

それにね、体型が変わったら女子は気にするもんなの。

「くらい」じゃないの「くらい」じゃ!!

そんなこと言う猪狩くんには、絶対に答えなんて教えてあげないからね。

もう。猪狩くんがいけないんだからね。

私は知らないよ。

でも、しょうがないから教えてあげる。

猪狩くんも謝ってくれた事だしね。

いいよ。教えてあげる。

実は…実は…実は…実は…実は…実は…実は…実は…実は…実は…実h

なに?早くしろだって。

もう〜。しょうがないな〜。

じゃあ、猪狩くんドラムロールして。

はい!せーのっ!

ドコドコドコドコ ドコドコドコドコ ドコドコドコドコ ドコドコドコドコ ドコドコドコドコ ドコドコドコドコ ドコドコドコドコ ドコドコドコドコ デデン!

私、匂いを変えてみました!

イェ〜〜〜イ!

フゥぅぅぅ!

あれ?

こうさ、なんかもっと盛り上がらないの?

ウェ〜〜〜イ!

確かに猪狩くんの言う通り、陰キャの猪狩くんがそんなパリピ?な盛り上がり方しないと思うけどね。

ドラムロールをしてくれただけで、神様、仏様、女神様、だよね!

お!猪狩くん!

ナイスツッコミ!

「その変な3連続は何か」って。

これは、私が今考えました!

イェ〜〜〜イ!

フゥぅぅぅ!

ウェ〜〜〜イ!

やばい。私なんか今日テンション高い!

ちょっと壊れてるかも。

ん?

「そんなのいつもだろ」だって。

失礼な。

怒るよ!

あ、で、結局。

新しい匂い何にしたか気づいてくれたかな。

「結局ってどこから来ての結局だよ。」だって。

そんなのいいの!

正解は、フローラルでした!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る