第9話 【重要】距離適正と規定文字数は似ている

 競馬にコースにはもちろん距離がある。

 そしてコースによって距離が違い、根幹距離(400mずつ)で五種類ある。

・短距離

・マイル

・中距離

・中長距離

・長距離

 ウマ娘は中長距離という括りがないので、今回はこの区間はなしということで話を進めます。

 距離の差が1000m~3600mと大きな差があり、馬それぞれに適した距離が存在する。

 短距離走とマラソン選手の体格の違いがあるように、馬の体格体質によって走れる最適な距離が変わるのだ。

 特に日本における現代競馬の場合、【マイル】と【中距離】のレースが多く、特に日本ダービーが中距離である為かG1もその距離が多くなっているとのこと。

 ここ最近ではマイル適正の馬の評価が高く、短距離も中距離も走れる可能性があるからだそうです。

 別に【長距離】の馬が【短距離】を走れない訳ではないが、G1のような短距離が得意な馬が集まって戦うなら勝ち目はない。

 なので勝つためには、その馬の得意な距離を見つけることが重要なのだ。



 さあ、小説の話に移りますが、作者にも適正距離があると思っています。

 適正距離は文字数で表せると思います。

 丁度良くカクヨムの検索方法で短編が2万文字以下、中編が2万~8万文字、長編が8万文字以上という括りになっています。

 これはどういう基準の括りなんだろうと若干思っていたのですが、今までのカクヨムコンテストの基準で言うと、

・短編:記事や短編集収録に乗せるコンテスト

・中編:漫画化や読み切り小説掲載のコンテスト

・長編:小説の単行本化をするコンテスト

 という基準だったように思えます。


 ここで競馬とコンテストを合体して話すと、まず公募系の規定は文字数ではなく原稿用紙の枚数が規定されていて、それぞれおおよその原稿用紙の枚数と一枚目分文字数を考えると、

・短編の大賞:約2万文字

・中編の大賞系:約6~8万文字

・長編のラノベ賞:約10~12万文字

 位を上限する計算だった為、この文字数は多くの公募規定の原稿枚数、特に一般的な書籍のページ構成だと8万~12万文字がなるので、本当に公募に乗っ取ったものだったんだなと今さら思いました。

 さすが角川のアニキだぜ!

 更に長編の規定枚数の上限を越えた作品が【大長編小説】に分類されるそうです。


 この4段階の括りを競馬に当てはめると、


・短編→短距離

・中編→マイル

・長編→中距離

・大長編→長距離


 こんな感じで置き換えると面白いかもしれません。

 公募幅広くざっと調べてみると、短編から長編まで多く。

 意外と中編の公募も多かったです。

 大長編は、さすがに無かったのですが、もしかしたらWeb系のコンテストが文字数制限がないものとかあるので、そういった所に該当していくのかも。

 実際の競馬も長距離レースの重賞が少ないので、ここら辺切りの良さみたいなものを日本人は求めているのかもしれません。

 後、中距離を走れるなら長距離いけるっしょのノリもあるみたいなので現代競馬は長距離専門の馬にあまりスポットが当たらないようです。

 この考えで行くと、ラノベの公募って最終は書籍化の道を進みと思う。そこからが長距離レースへの長い戦いなのだろう。

 逆にラノベ意外の公募は1冊完結の本を作るイメージが強いです。

 そこから作家人生を歩んでいく感じでしょうか?



 それでは、ようやく本題です。

 私は作家一人一人距離適正があると思います。その人によってどれぐらいの物語の長さで作れるのかが書き始める前から決まっている気がします。

 私も何回かWebコンテストに参加させて頂き、まだまだ修行の身でございますが、中編コンテスト(マイル)と10万文字のコンテスト(中距離)で詳しくは話しませんが好評でした。短編コンテスト(短距離)は残念ながらボロボロでした。

 試行回数の末、私は【マイル】と【中距離】に適正があると思います。ですが【短距離】は苦手の可能性が高いです。

 今は大長編小説の終盤を書いているので、完結を終えて読者の反応を見て、【長距離】適正があるのかを今後確認したいですね。


 何か面白くなってきたのでウマ娘風に自分の適正をステータスにすると


芝適正公募:検証中

ダートWeb:○

短距離短編

マイル中編:○

中距離長編:○

長距離大長編:△

脚質 :差し


 こんな感じですね。

 今後勝負に出るとしたら、ダートのマイル戦か、試しに芝のマイル戦に挑戦してみるのが良いかもしれません。

 短編は出しても勝機が掴めない可能性があるので避けていくのが無難かもしれない。

 またスタートダッシュ練習と、ダートで戦う以上脚質を先行に変えられるかも検討する必要があるかもしれません。

 こんな感じで読者の反応を得られるWebコンテストはとにかく試行回数と読者の面白いか面白くないかの反応が得られるので、行き詰まったら少し今までの自分の経歴を振り返っても良いかもしれません。

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