第6話 芝か砂を決めるのと小説の活動場所を決めるのが似ている
レース場の地面は2種類ある。
緑の草の生えた【芝】と砂が敷き詰められた【ダート】になります。
日本競馬は芝が主流らしく、調べてみると日本の特別視されているG1【日本ダービー】が芝であるためと出てきました。
へー。
ということでニュースに取り上げられるのは基本的に芝のレースが多いそうです。
芝とダートは走ることに対しての能力が異なるらしく、
【芝】はスピードが乗りやすくどのタイミングでも速くなりやすい為、ポジション取りが重要。
【ダート】は足が沈むので前に進むパワーと前衛有利で砂利をかぶり続けることを気にしない集中力が重要。
走りやすい芝ではスレンダーな馬。ムキムキな馬がダートに行くらしいです。
芝とダートの二種類のコースがあるのはいろいろの理由があるらしいのですが、その二種類のコースにも馬の適正があるそうです。
※また、雨が降ると性質が大きく変わり、悪天候の適正があるかなんかも出てきますがここでは割愛。
さあ、小説の話ですが、私は芝が大賞などの直接投稿の公募。ダートがWeb小説系のコンテストと、こういう風に別れるのではないかと思いました。
主に審査の仕方と世間の注目度から考えていて、まず【芝】と例えた公募は直接出版社の方で審査し一次二次と進み最終結果が出されます。
確実に審査する人の目に通り、落ちても評価シートをもらったりするなどがあります。
大賞を取ると話題性や知名度も高くなると思います。
しかし、完結した物を応募するため、連載形式で不特定多数に見てもらうなどが出来ない。修正なども行い完璧な状態にする必要がある為完成に時間がかかる。
そこまで黙々と作業をする忍耐力が必要。
次に【ダート】と例えたWebコンテストは、開始時から一気に全話公開する人もいるが、どれだけタイトルが一般の人に露出するかという宣伝力が最初重要になるため、完成していようが何だろうが話を小分けにした連載形式が妥当な立ち回りになる。
それでも見てもらえない場合は自分で宣伝するなどのマンパワーが必要になり、作家意外の力を使わなければならなくなる。
ただ、物語は完結していなくても良いことがあり、またコンテスト期間内で小説の修正が可能など投稿作品への縛りが緩い。
という感じで、それぞれ立ち回りが全然違う。どちらのコースにも有利不利ががあるので、作家や作品によって得意な戦場を選ぶということを考えた方が良いかもしれない。
次はそこの話をする。
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