ストリートバトルロワイヤル

第4話 翌日

　流離いの専門医になった２日目、近くのレストランで食事中、目の前に女性が座る。

　小鳥と名乗った過去の女性

　「超レアな魔力の医者がこんなところにね」

　道助

　「昔に集った小鳥と名乗った詐欺師じゃないか」

　女性

　「ええ、詐欺師の小鳥よ、正式名は河東万里江だけどね」　

　道助

　「俺は山田道助、正規召喚士兼正規治療専門家の別名は魔力の専門医だな」

　河東万里江

　「ホームレスのあんたが、今は魔力の医者だもね、世の中はわからないわね」

　道助

　「まあね、で？」

　万里江

　「んー、懐かしいから声をかけたのよ」

　道助

　「成る程、でも、詐欺師が詐欺に失敗した奴が懐かしいとは、変な内容だね」

　万里江

　「あー、山田道助に出会った後に詐欺師を辞めて、コンビニとファミレスでバイトしての」

　道助

　「へー、詐欺師も辞めるんだね」

　万里江

　「そうよ、あー懐かしい奴ね、創造種大戦略を懐かしむわ」

　道助

　「成る程ね、変わったね、昔は嘘を張ったように嘘をついたのに、今は嘘をつかなかった」

　この内容が万里江が聞いた新しい内容、嘘を見抜く力が備わる生体兵器族には、嘘が通じない、実は生体兵器族と話す以上は嘘をついてはならないルールがある、神を降ろす神官にしっかりと証明できた万里江は新鮮な気持ちになった。

　道助

　「嘘をつかない時間を選んだだね」

　万里江

　「ええ、詐欺師の小鳥を辞めて、本当の万里江を重ねたのよ」

　道助

　「成る程、君は詫びたかったのか」

　困ったような、理解が早いような、万里江が出会った誰よりも、簡単に言えた位に喜べた。

　万里江

　「やっと、言えるわ、あの時はごめんなさい」

　道助

　「成る程、君なりに考えた後、後悔した内容が集った後に名乗った詐欺師ご自慢の小鳥だったわけか、君が深い悔やみと、後悔した悲しみと、捨てることの出来ない罰が君にあったんだね、どうしてまた？」

　万里江

　「そうね、実はね、後から私は仲間と別れて、考えたわ、あの時の嘘を、違う形で再会したいと」

　道助

　「成る程、君は最後に出会った、これが転換期になったんだね、恋人はどうすんるだい、まっているんじゃないかい？」

　万里江

　「やっぱり、神官って、よくみてるわ」

　道助

　「だってね、神官の仕事って、人のケアだからね、不思議な内容でも、不思議じゃあないこの世があるからね」

　万里江

　「ええ、またいつかね、元気でね」

　立ち去る万里江、反対側のボックス席に戻った。

　この後に紅茶を飲む。

　また女性が座る。

　女性

　「創造種大戦の時はありがとう」

　道助

　「あー、混血の少女、母親と一緒に助けた、ごめんね、お父さんは無理だった」

　助けた側が謝る、この内容が矛盾を強く感じた。

　女性

　「そうね、正直に言えば、お父さんを助けなかったから、恨んだ事もあったな」

　道助

　「だろうね、強いて言えば、お父さんの手は遠かった」

　２つの手に掴んで逃げた、転移の負担を考えたら、助けたも、多数の精神力を消費した形、一般的には大魔法に位置した。

　女性

　「でも、助けてくれてありがとう」

　道助

　「怨みは晴れたかい？」

　困った感情を覚えた女性。　

　道助

　「試練に勝ったから、多分、怨み、憎み、妬み、怒り、哀しみ、嘆きが深いと判断していたんだ、君が悪魔に近くなる位に、真っ黒になると」

　沢山の考えは、停まった。

　道助

　「試練に続きはない、だから、君が悪魔に染まって、現れた、予想は当たった、だが、君は愚かだ、だが君は賢者だ、だが君は真っ黒になった、だが君は父親に詫びたかい？」

　うつむいた、沈黙と紅茶を飲む道助。

　道助

　「実はね、君の父親とは、顔見知りじゃない、でも日本の男性だから、選ぶしかなかったんだ、自分が残れば、妻がいける、これに彼は賭けた、だから、あの時は彼は妻から離れた、最後だから、それが彼の願いだったから、空いたわけだ」

　無言、食事のメニューを開いた。

　道助

　「実は、君の未来を予見した俺は、始祖様に願い、始祖様の力にとあるメニューを待っていたんだ」

　メニューからトンカツ定食を注文、コーラを注文、メニューを閉じた後に紅茶の隣に置いた。

　道助

　「あの空港で、彼は死んだ、だが、始祖様は力に彼に聞いた、未来に娘を悪魔から救う為にメニューはあるかと、聞いたんだ」

　無言、スマホに音楽を流した。

　女性

　「なんのまね？」　

　道助

　「そうだね、彼は娘がもし、悪魔から救われたいなら、きっと音楽をきく、だが、娘は幼い、だから、音楽を辞めて、後は重ねて、流せば、時が満たすと、彼は始祖様に託した」

　音楽の内容は雨と車の音。

　道助

　「君は雨が降って、車が走ると喜んだそうだ、それからは、音楽を流した、これが音楽だ」

　困った感情が沸いた。

　道助

　「実はね、メニューにからくりがある、メニューにコーラに置いてないんだ」

　困った瞬間。

　道助

　「彼がいっていた、娘はコーラが好きだが、ふとる迷信を信じて、停めたと、彼は困っていたね」

　女性の視線はメニューに移る。

　道助

　「彼は始祖様にいったよ、娘はトンカツ定食が大好きで、太る迷信を信じて、停めたと、迷信深い女の子は普通だ」

　この手がメニューを取り、開いた。

　女性

　「ええ、コーラも、トンカツ定食もない、これは創造種大戦の初日のメニューだもの」

　沈黙、メニューを閉じた女性。

　女性

　「成る程ね、神官って、神様を降ろすだもね」

　道助

　「ああ、彼の命日だ、詫びたかい？」

　鳴き始めた女性、この内容は全部を用意していた道助が勝った。

　道助

　「じゃあ、彼女に心に巣を張る、悪魔に消えて貰うとしよう、もう十分に食ったろ？」

　召喚した女魔族。

　道助

　「リリス、悪魔に消えてもらえ」

　詠唱、放った耐性低下、詠唱、放ったチャーム。

　道助

　「あー、やっと、捕らえた」

　詠唱、発動、産まれた剣。

　道助

　「対魔族用、対不死族用、聖剣エクスカリバーの聖火に焼かれて死ね」

　放った聖火、女性が白い火に焼かれた。

　道助

　「オー、耐えたな、聖火に耐えたな、偉いぞ」

　２回目に焼く、この耐えきれない悪魔が飛び出した、このエクスカリバーを投げた。

　突き刺さる悪魔の胴。

　道助

　「聖剣エクスカリバーは魔族に使えん、俺は生体兵器族だ、厳密には、魔族の親戚だ、じゃあな」

　詠唱、発動、青い光線が悪魔を射った、この悪魔が倒れた。

　道助

　「古代魔法王国のソウルクラッシュ、かの魔神王も逃げるしかない、最強の攻撃魔法だ、命を砕くからだ、さようなら」

　治療を開始、この後に女魔族が帰還。

　女性

　「あれ、これは」

　道助

　「そこの悪魔は知り合いか？」

　一瞥した時、女性はこの凝視した。

　道助

　「最下位に位置した幽体に近い悪魔、固定の肉体を持たない、肉体の主の命を食い荒らす、別名は死体走者」

　この終わった後に女性はメニューを開いた。

　女性

　「創造種大戦の初日のメニューとは、悪趣味ね」

　道助

　「正解だ、やっと正常に移ったか」

　女性

　「成る程ね」

　道助

　「腹も減っただろうし、この悪魔の死体は必要でな、実はクリエイトアンデッドは禁止されているが、必要性に準じたわけだ」

　起き上がる悪魔の死体。

　道助

　「これがゾンビだ、厳密には、クリエイトアンデッドはソウルクラッシュの時に砕かれた命、この命があるなら、ゾンビになる、つまり、こいつは、珍しい大物ってわけだ」

　ゾンビの体が震えた。

　道助

　「神官の暗黒魔法、ザキャンペーンにようこう、なにをお望みですか？」

　道助の手が死体に触れた。

　道助

　「始祖様の生け贄は男性限定で、了解なんだな、残念でした」

　生け贄になった瞬間、背中に門が開く、背後から掴んだ手が引きずる。

　道助

　「よかったな、始祖様が帰さないそうだ、大魔神王と暗黒神によろしくな」

　門に引き寄せられた死体は最後に門が閉まり消えた。

　道助

　「流石は始祖様、あの人、凄い悪魔嫌いなんだよな、妾に歪魔とかいんのにさ」

　強力な力を有した魔族の親戚。

　女性

　「因みに、食事中の人達どうするの？」

　道助

　「なにいってんだ、始祖様から、賄賂が来るに決まってじゃん」

　社会の中で、始祖が賄賂を渡す社会は、闇の社会と知られた。

　道助

　「始祖様って、有名な国王って奴、絶対王政しまくった、超りっちんだよね」

　社会に賄賂を渡す絶対王政の始祖が噂になる。

　道助

　「生体兵器族の男性って、少数派で、ぶっちゃけた話、9999999999対１に少ないだよね」

　圧倒的な女性社会。

　道助

　「しかも、生きる大変さがあり、男性型は生存力に足りない為に辺境配備なんだよね、しかも最近に改良が着手された旧式の型遅れなんだよね、最新鋭はどうなってんだろうね、旧式に人権はないからね」

　世知辛い生体兵器族事情。

　女性

　「多分、男性型は圧倒的に不利はわかったわ」

　道助

　「そうだよ、最新鋭に使われる旧式は、翌朝に退職届を出す。悲しい伝統があるだよ」　

　立場が圧倒的に弱い、極端な女性社会、男性型は辺境配備、この戦いに悲しい旧式達の未来が霞む。

　道助

　「まあ、生体兵器族の社会で、退職したら、引退して、1発で田舎営業に派遣がまってんだよね」

　社会の中で、男性型は圧倒的に弱い立場、極端な女性社会に生きる。

　道助

　「しかもさ、最新鋭は装備品にブラスターランチャーが無料らしいだよね、なんでだろうね」

　ブラスターランチャー、この武器に哀しみを感じた男性達。

　道助

　「なんていうか、やっぱりリサイクルっての、凄い回転式らしいね、知り合いからきいたら、倉が十立つらしいだよ、なんだろうね」

　女性

　「光と影が、濃く入り雑じるな」

　道助

　「知ってる、魔界のビックって、８番目の創造種、魔界にコンビニチェーンのグループに、経営者全員が友人だってね、社会だね」

　吹きすさむ嵐。

　道助

　「いいよね、男性型は辺境配備だから、年収をたまに小切手に切れないよね」

　女性

　「多分だが、生体兵器族事情に詳しくなった」

　道助

　「そうだね、昔の神官型って、伝説があるだよ、必ず僧兵型が部下についたそうだ」

　女性社会に生きる男性型。

　道助

　「悲しいよね、俺は男性型の神官仕様だけど、部下も、車もつかないだよね」

　社会の枠にある不遇枠。

　道助

　「伝説のサラマンダーって、大都市では、お笑い芸人がピンのソロで毎晩袋２つなのに、おかしいな」

　生体兵器族の底辺、辺境配備、旧式、型遅れ、神官型と神官仕様の違いしかない。

　道助

　「まあ、悲しい事は多いけど、ひとまず飯を食ったら」

　注文した女性、元々の性格はかなり明るいタイプ。

　道助

　「一生涯ないとおもうけど、カジノを爆買いしたい」

　生体兵器族事情、この神官型、神官仕様の違いに、悲しい伝統の旧式達のその後、最新鋭はブラスターランチャー、哀しみを耐える平たい社員達。

　女性

　「凄い女性社会」

　道助

　「悲しいけど、生体兵器族男性型全員が、生体兵器族のはぐれメタルって、都市伝説になったぐらいでさ、俺みたいな超マイナーな型は、知名度もないから、下手したらプロトタイプ扱いだね」

　男性型の伝説、はぐれメタル扱い。

　道助

　「生体兵器族の社会で、俺のような超マイナー型は辺境配備のご当地番組のゆるキャラ並みに少ないだ」

　女性

　「因みに神官仕様は何名だ？」

　道助

　「それがさ、神官仕様って、暗黒魔法の打ち止め専用で、俺限定なんだよね」

　もはやに同型もいない、この世知辛い味を食べる沢山の男性達。

　道助

　「せめて神官型がよかったな」

　強力な力を持った底辺、単品生産に生きる神官仕様、圧倒的な女性社会の生体兵器族、辺境配備に生きる男性型全員。

　道助

　「悲しいけど、最新鋭に出会ったら、旧式は退職届、だが、俺も生活を整えて、診療所を作って、もう型遅れが破棄されても、旧式が消えても、俺は診療所で暮らすよ」

　伝統の退職届、この底辺に生きる生体兵器族、基本的に最高位に属しても、最新鋭に勝てない宿命を背負い、格差社会に生きる。

　女性

　「世界一の最高位が診療所なんだな」

　道助

　「厳密には、魔族の親戚でしょう、でも暮らしに矛盾はないけど、魔力の医者だから、厳密には、医療業界の少数派なんだよね」

　女性

　「それがどうした」

　道助

　「ぶっちゃけた話、医療業界の凄い大型病院とか、厳密に最高位とか、関係ない医者の社会だからね、仕事していて、疑問は装備品がないだよね、なんていうか、軽いけど、ひとまず医者の社会では、あんまり関係ない階級が結構あるだよね」

　女性

　「そうか、医者の社会って、沢山はないだな」

　道助

　「ないね、ぶっちゃけた話、診療所でも十分でさ、魔力の医者って、金がいらないだよね、むしろ俺が医療だと怒鳴り混んでも間違ってないヒール１瞬間発動とか、でも同期生も話し合いったけど、魔力の医者って、ぶっちゃけた話、診療所でも、まともに働くなら七千万の固いって、噂にはあるけど、再生医療って、二千万円なんだよね、だから、たまに再生医療をして、二千万円を懐に」

　収入源が安定した再生医療。

　道助

　「ぶっちゃけた話、再生医療ができたら、凄いリッチに暮らせる、だけど、再生医療って、あんまりやっちゃあだめなんだよね、理由があんだけど、患者は最高って、でも医療業界では、あのもぐらがまたやらかしたと噂になる、闇の医療なんだよね」

　女性

　「無認可だからな」

　道助

　「そう、地球上のテクノロジーがぶっ飛んだ再生医療だから、ぶっちゃけた話、未来技術並みなんだよね、しかも元が無料という、だけど、ぶっちゃけた話、再生医療現場って、魔力の医者専門、他はできないから、文字通りいない、もちろんだけど、二千万円って、高いっていわない、凄い大型病院も、不可能だから、魔力の医者専門分野が再生医療なんだよね、こればっかりは」

　様々な内容に再生医療の二千万円は高い、安いは割りと真面目にある天秤。

　道助

　「もちろんだけど、再生医療って認可はない、医者を信じるしかない、これも口コミ専用、俺も再生医療可能、だけど、ぶっちゃけた話、再生医療の為に来日する側が結構、闇の医療だけど、凄い金を積んでもすがる」

　医者を信じるしかない再生医療。

　女性

　「成る程、地球上のテクノロジーでは無理だからな」

　道助

　「そう、再生医療は無理、だから、魔力の医者はスマホも使い捨て専用、電話機は不可能、凄い医者がごめんなさいって逃げる位」

　女性

　「成る程」

　道助

　「だから、魔力の医者はぶらぶらしても了解、地球上にぶらぶら了解、もちろんだけど、医者だから、魔力の治療とかするよ、でも再生医療の二千万円とかもらうと、受け取る理由がないだよね、要らないって返せる」

　真面目に考える天秤は二千万円。

　道助

　「俺の再生医療をみて、医者を夢みた、後輩とかいるけど、ヒール１をレベル１。ヒーリング１はレベル３、全快がレベル７、再生はレベル８、断トツの難易度も、ぶっちゃけた話、暗黒魔法に再生ってある」

　女性

　「精神は？」

　道助

　「ヒール１瞬間消費しても１、再生はレベル８並みにある１００を消費する」

　女性

　「成る程」

　道助

　「再生は最高難易度、難しいやって判断したら、他に回すしかない、だから、魔力の医者でも、再生医療は別格、下手な製薬メーカーがプレゼントされるくらい」

　女性

　「成る程」

　道助

　「全員がぶらぶらしても、魔力の医者でも、問題がない、しかも再生医療の場合って、国も手を貸さない、完全に手動、もちろんだけど、医者だって万能じゃない、無理だってさじを投げるもある、でもって、再生医療の超現実って、連発不可能、体力も限界があるから、始祖様の暗黒魔法の再生、一発全快、だから、口コミが半端ない」

　女性

　「成る程」

　道助

　「もちろんだけど、闇の医療でも、凄い大型病院の圧倒的な最先端をかき集めて、この再生医療に始祖様の暗黒魔法の再生が、ぶっちぎる勢いにランクインした、究極の再生、でもって、真剣に女性が圧倒的な是が非でも」

　社会の再生医療を担う魔力の医者達。

　道助

　「でもって、真剣に再生医療をしまくったら、免許停止を食らう、完全に無認可だから」

　女性

　「食事がこないな」

　遅れたパスタが入る、紅茶とケーキを食べる道助。

　道助

　「飯の時にあれだけど、生体兵器族の女性型って、美形専門のスタイル抜群、これなんだけど、実は生体兵器族の女性限定に厳しい条件付き、容姿完璧、スタイル抜群、これが鉄の掟」

　社会の女性は基本的に関係ない種。

　道助

　「男性はどうでもいい、だけど、生体兵器族男性型全員って、極端だけど、俺様最強伝説の軍人や、業界最強伝説の傭兵が大半なんだよね」

　女性

　「風変わりだな」

　道助

　「そうだね、生体兵器族男性型全員って、簡単じゃない理由が占めたり、女性型全員が欲望、理想、憧れ、憧憬、嫉妬、憎み、様々な感情、理屈はない、男性型全員が理屈、理論、圧倒的なロジック、狂いがない計算」

　女性

　「道助はどうしてなった」

　道助

　「あー、それね、ハーレム生活に憧れた１６歳の夢かな、現実は全然違う、一回売春婦買って、遊ぶはずだった、だけど、悲しくてできなかった、夢みたハーレム生活なんて、一切ない、でも医者をする時に納得があるだよ。神官仕様の仕事だって、だから、夢はハーレム生活だったけど、なったあとは神官仕様の仕事をするのが嬉しいよ」

全く違う目的を歓迎した。

　道助

　「そうだね、混血の少女は混血の女性に成長したのは、あの時に連れて逃げた敗走が、人の未来を作った、これは喜ぶ内容だね、よかった」

　沢山の戦いを通した道助が貫いた道は、名前も知らない沢山を救った。

　道助

　「因みに、お母さんはお元気？」

　女性

　「ああ」

　道助

　「そう、あの人、多分、珍しい位に寂しく笑った口が、印象的だったから」

　長い時間を会話する二人。