第3話 チクービ教会

 今日はライチはチクービ教会に行ってみる。チクービ教会、それは乳首の神さまを信仰する教会である。チクービ教会の中には男の乳首像がたくさんある。ライチはその見事な男の乳首像を見つめている。そこにチクービ教会の神父がやって来る。

「ライチ? 今日はどうしたのだ?」

「神父さん、どうして自分の乳首は小さいのですか」

 その問いに、神父はライチの小さな乳首を優しく撫でている。ライチは真剣な表情である。

「乳首は大きければよいと言う。このチクービ王国では男の乳首が神聖視されている。ライチ、お前の乳首に誇りを持ってよいのだ」

 ライチはそれを聞いて嬉しい気分になった。ライチはその小さな乳首に誇りを持とうという気分になった。

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チクービ王国 野口マッハ剛(ごう) @nogutigo

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