甘くて苦いね
S0
ため息のように、浅く息を継ぐ木陰の下
翳む
6弦を弾いた
透明な泡のように感情が溶け合っていく
不器用な言葉-Lyric-とソーダ水
…甘くて苦いね
A1
叶えたいと思うことを指折り数える不安よりは
出来ない事を知るほうが、
僕には薬になる
B2
曖昧な言葉ならべて年を重ねていく
耐性がついた、効かない錠剤-サプリ-のようね
S1
ため息のように、不完全な燃焼くり返して
滲んだ汗は拭わないで
コードかき鳴らすの
透明な泡のように感情が溶け合っていく
不器用な言葉-Lyric-とソーダ水
…甘くて苦いね
A2
凍えるような淋しさと
雑踏の煩わしさ感じて
”わかっていないふり”したけど
唇噛みたくなる
B2
打ち鳴らしたように
砕けて音をたてる精神-こころ-
薄まる氷水のなか、消えちゃえばいい
S2
ため息のように、浅く息を継ぐ木陰の下
翳むhalation 煌めいたままで、
6弦を弾いた
透明な泡のように感情が溶け合っていく
不器用な言葉-Lyric-とソーダ水
…甘くて苦いね
C
不器用な言葉ならべて詩-うた-にしたのならば、
もう僕はここで振り返りはしないだろう
S3
ため息のように、浅く息を継ぐ木陰の下
翳むhalation 煌めいたままで、
熱を帯びはじめる
そして、冷えていく 蒸発と燃焼くり返して
滲んだ汗は拭わないで
コードかき鳴らすの
透明な泡のように感情が溶け合っていく
不器用な言葉-Lyric-とソーダ水
…甘くて苦いね
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