甘夏リリックノート♬
甘夏
海翅-Umibane-
A1
どうすればいい? どうにもならないの? とか、平気じゃないの
B1
星巡り 二枚貝
さよならを告げるような 眼差しは同じだね
S1
透明な感情に名前をつけてみればいいの?
いとしさと呼ぶには切なくて
透明なこの翅で思い通り翔べるときは
朽ち果ててしまうまで 君をさがすよ
A2
海翅 堅く閉ざしたままの唇 小さく震えても
誰かの倖せを祈っていた 汐風にひとり
B2
想い出に浸るように
傷つけて時を待つ
朝焼けに焦がすような 淋しさが胸を打つ
S2
透明な感情に名前をつけてみればいいの?
愛情と呼べれば良かったのに
透明な感情が脆く崩れ落ちいくとき
私の海翅は君だったと知った
C
(透明なこの翅で 翔べるときは)
(朽ち果ててしまうまで……)
S3
透明な海翅の羽音を強く響かせ
涙さえも越えていけるよ
――好きだったの
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます