第5話 第三回の奇跡大会

 ジム

 「えー、奇跡大会第三回目の開催です」

 悲鳴、怒声、命乞い、祈り、悲観、絶望、混乱、懇願、現実逃避、敗走、逃走。

 ジム

 「場所はアメリカ合衆国のハワイ島です、気合いを入れて逝ってみよう」

 ハワイ島のど真ん中。

 ジム

 「奇跡大会の悪役に属した三神歳三さん召喚、友人の淫魔サキュバス召喚、歪魔プローヴァ召喚、飛天魔族ラクシュカール召喚」 

 魔族貴族4人の登場。

 ジム

 「ルーレットがありまして、回ります」

 回るルーレット。

 当たるダーツ。

 ジム

 「今回の人類側はサモナー&ジシャーマン部隊。古代兵器使い&聖遺物使い部隊、超企業傘下機械化部隊が参加しまーす」

 開始と散開、上昇を開始した歳三。サキュバス、ラクシュカール、空間を渡るプローヴァ。

 サモナー

 「古代兵器使い、聖遺物使い、射程は足りるか?」

 頷く二人。

 サモナー

 「召喚の霊鳥と凶鳥を飛ばす、神獣も飛ばす、制空権は得られる筈だ」

 頷く二人。

 サモナー

 「協力体制はよいとしても、サイボーグ達、射程は?」

 左右の全員。

 サモナー

 「成る程、作戦開始だ」

 遥か上空からアウトレンジ攻撃を開始した歳三。

 最大化チャーム、即死、闇の波動をばら蒔く3名。

 回避に専念のサイボーグ達、制空権と射程に対抗する2つ。

 破壊と無差別攻撃中。

 ダーク系ネクロマンシー秘術の虜蘇生に大量蘇生が起こる。

 黒点が現れ、焼き尽くす。

 サモナー

 「これは厳しい」

 シャーマン

 「戦力に無理があるわ」

 古代兵器使い

 「逃げたら速いな」

 聖遺物使い

 「すたこらさっさ」

 逃走した三個部隊。

 




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る