第3話 第二回奇跡大会

 第二回奇跡大会。

 審判&司会

 「審判&司会担当の小悪魔のジムです」

 太陽系第三惑星地球、ヨーロッパ地方、フランス、イルドフランス、パリ、凱旋門前。

 悲鳴、怒声、祈り、懇願、命乞い、延命願い、混乱、悲観、絶望、失意。

 ジム

 「第二回奇跡大会の時間です。今回は第一回の勝者にシード権を発揮したエスカレーター式に繰り越しとします」

 生体兵器族平民男性型汎用強化隠蔽型No.1式強襲仕様が召喚、復讐上等の特攻服が翻る。

 ジム

 「三神歳三さん、淫魔サキュバス、歪魔プローヴァ、飛天魔族ラクシュカールの3人も召喚」

 3人の召喚。

 ジム

 「今回は人類側の2つの部隊、光側の一つの部隊が参加します」

 召喚のルーレットが回る。

 ジム

 「個人的に奇跡大会の悪役に属した三神歳三さんは、一部に熱狂的なファンを獲得したカリスマ選手です」

 ルーレットにダーツを投げたジム。

 ジム

 「おーっと、今回の人類側は異端超能力者部隊、また超人ズの皆さんです!」

 召喚された2つの部隊。

 ジム

 「光側の一つは是非とも天使部隊といきたいですね」

 ダーツが刺さる。

 ジム

 「おーっと、はぐれ天使&はぐれ超人部隊でーす!」

 召喚された部隊。

 ジム

 「今回のルールは、ルーレットオープン!」

 回るルーレット。

 歳三

 「超能力者と、超人と、はぐれ天使とはぐれ超人が敵とはな」

 歪魔プローヴァ

 「強いっちゃあ強いね」

 淫魔サキュバス

 「あはは、楽しんで逝ってね~」

 飛天魔族ラクシュカール

 「ふむ。どうも理性的な面々だ」

 ジム

 「ん、ルーレットが回る、回る、だが、ルールがない項目しかない、ルーレットはむしということで、ファイトごー!」

 最大化火力を開始した歳三、最大化チャームをばら蒔く淫魔サキュバス、即死をばら蒔く歪魔プローヴァ、闇の波動をばら蒔く飛天魔族ラクシュカール。

 超人の隊長

 「ふむ、強いとは矛盾してるな」

 超能力者部隊隊長

 「攻撃を防ぐ真似よりも、各個撃破せよ!」

 はぐれ天使

 「どうも不味いですね」

 はぐれ超人

 「破壊と殺戮の生体兵器族と、破壊と殺戮の貴族魔族。運が悪いな」

 歪魔プローヴァは空間を渡り、飛天魔族ラクシュカールは上空に飛ぶ、淫魔サキュバスは空中に浮く。

 集中攻撃を受けた歳三のピンポイントバリアが緩和、硝子の壁が攻撃を受けて破砕。

 浮遊した歳三、ロケットが点火、圧縮空気を噴射、上昇を開始した。

 高度を高めた後に旋回、地上に飽和を開始。

 


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