ふみふみ

 かぎろです。今日も日記を書きます。

 の前に念のため自己紹介をします。

 好きなもの:寿司、グミ、晴れの日の空、ペプシ、遊戯王マスターデュエル、小説、短歌、友人たち、オタク構文、休日の午睡、ロリ、コーヒー、あなた。小説と短歌に関してはたびたび好きなのかわからなくなるレベルに大好きっぽい。

 陰キャ。学生時代は棒に振っています。当時は人間と話そうとすると手や体が震えて手汗がすごいことになるなどの状態になっていました。でも成人した後に青春が来て、人と接することがわりと好きになった。いまは友人も数人いて、週末遊んだりしています。

 今も、仰向けで布団に寝転がりながら、友人とLINEで「週末スシロー行こうぜ~」みたいな文を打ち合っているところ。


「にんげん~・・・」


 そこへ軍服ビキニの幼女がのしかかってきた。


「なにおわりちゃん」

「ぺぷしのむ~・・・」

「もうないんよ」

「うぅ~・・・」


 終焉の女神・おわりちゃん。白い肌に黒い髪に金の瞳のカワユロリ。ふつうにスキンシップしてくれたり乗っかってくれたりするので好き。ここまで仲良くなれたのはペプシのおかげなのでこれを読んでいるあなたもペプシを崇めればいいことがあると思いますよ。えっコカコーラ派ですか? 口と肛門が入れ替わる呪いをかけてあげますね。

 おわりちゃん体重30kg台なんかなあ。

 軽いなあ。ずっしりと適度な重さ。おわりちゃんのちっちゃな体の存在をはっきりと感じられる。


「おわりちゃんは体重さえもかわいいな~」

「たいじゅうが、かわいい? いみわからんが・・・」

「貯金箱にお金がたくさん詰まってたら持ち上げる時の重みが幸せでしょ? あんな感じ」

「ぺぷしちょうだい~・・・」

「ちょうどいい重さとあたたかな体温……好きな子の存在を肌で感じていられるひととき。ちっちゃい子に乗っかられる以上の幸福があろうか……」

「ぺぷしくれないと、じんるいほろぼす・・・」

「あ!!!!!!!!!!!!」

「ふにゃっ!? な、なんだ!?」

「いいこと思いついた。おれうつ伏せで寝るからさ。おわりちゃん、おれの背中を踏んでみてよ」

「なんだこいつ・・・」

「踏んでくれたらペプシあげる」


 おわりちゃんの裸足が「ぐいっ♡」「ぐいっ♡」とおれの背中や腰回りを踏みつける! 幸福感とともに凝りもほぐされ、一石二鳥だ!


「ありがとうございます! ありがとうございます!」

「こんなのがいいのか・・・? りかいできんな・・・」

「それいいですね。もっと言ってくれたら1.5Lのやつを買ってあげる」

「えっ。きもすぎ」


 ぐいっ♡ ぐっ♡ ぐっ♡


「ありがとうございます! ありがとうございます!」

「わははー・・・なんだか、たのしくなってきたぞ・・・! ほらほらぁ・・・♡ ちっちゃなおんなのこにふみふみされて、どんなきもち・・・?」


 ぐっ♡ ぐっ♡ ぐぐぐっ♡ みしみし♡


「ありがとうございますありがっ、がはっ! ご、おごがっ」

「えいっ・・・♡ えいっ・・・♡ へんたいにんげん・・・♡」

「あっが」


 ばぎっ♡ めぎゃめぎゃ♡ びぎぃっ♡ ぐしゃぁっ♡


「ほらっ・・・♡ えいっえいっ♡」

「マ゜」

「もっときもいこえだせ♡ ぶたみたいなこえだしちゃえ・・・♡ えいえいっ♡」

「」

「・・・えい♡」


 ぺきゃっ♡【完】

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る