第29話その名は レッド ! ハーフボイルドの男
俺の名は レッド
ゴオニンジャー のアカインジャー を任せられている
そしてゴオニンジャーのリーダーを任せてもらっている。
ヘパイストス様から変身ベルトと認識阻害用の上着を頂き、これまで以上に頑張るのだ !
研修期間に勉強した、ジパングのスーパーヒーロー お面ライダー 一号の東村山 剛 のようなハードボイルドを目指している !
口の悪い
「
なんて言いやがる !
この村は、ヒト族に追われた各種族やヒトと魔族の混血児や同じヒト族でも教会や国に虐げられた者達が協力しながら住んでいるのだ。
俺達の活躍を編集して各地域の村々で上映会を開くのだ。
お陰で俺達、ゴオニンジャーは何処に行っても大人から子供まで大人気者な訳だ。
上映会が終わると子供達との握手会が始まる。
自慢じゃないが ゴオニンジャーの中で 俺ことアカインジャーは一番人気が
あるんだぜ !
特に前回の変身ポーズは、子供達どころか大人の男達まで真似をする程だ 。
俺の変身ポーズを馬鹿にしていた皆も子供達に人気の俺を見て考えを改めててくれるだろう !
「ファンは大事だから、一人一人大切に扱うように ! 」
と、魔王 光介さま の云う通り 俺は この子供達の笑顔を守る為に邪悪なヒト族達と闘う事を邪神 ユリリン様に誓った。
そんな子供達とコミュニケーションを取っていたら
「 大変だー ! 一部のケロケロ🐸族が捕虜を逃がして反乱軍を組織して、
見張りをしていた魔族の若者が見張り台から叫んでいた。
俺達、ゴオニンジャーは村人に避難するように伝えて現場に向かった。
♛♚♜♝♞♟♕♔♖♗♘♙♛♚♜♝♞♟♕♔♖♗♘♙
一方、その頃 ケロケロ🐸族のロープグッドは叫んでいた !
「 大魔王が居ない今が絶好のチャンスだ !
魔王は内政管だから恐くないぞぉー !
この俺、王国 第五王子 ロープグッドと共に魔族の村を
一部のケロケロ🐸族と捕虜達は、既に他の村を襲い食糧を調達していた。
幸い村人は早くに襲撃に気づく事が出来たので全員 避難する事に成功していたのが せめてもの救いだった。
新たな村を襲おうと村の近くで準備していたロープグッド反乱軍の前に
五人の
「 たかだか魔族が五人で何が出来ると思っているんだ !
このロープグッド様は優しいから降参するなら優しく殺してやるから感謝しろ ! 」
ロープグッドの脅しに薄ら笑いをしていた事に怒りに満ちたのか 顔を真っ赤にして
「 誰だ、貴様らは ! この俺を王国の第五王子 ロープグッドと知っての狼藉かぁーーー !!!」
その時、赤い上着を着た魔族の青年が前に進んできて
「 通りすがりの『 ヒーロー』だ、覚えておけ ! 』
腰のベルトに手をやり、ゆっくり腕を回しながら
「
高くジャンプして光っていた。
【アカインジャーside 】
俺が変身すると前回と違って、皆が思い思いの変身ポーズで変身していた。
そうだよ、やっぱりヒーローは前フリが大事だよな !
そして俺が次のセリフを言おうとした時、
「「闇ある所、光あ………
クロインジャーが割り込んできた !
「 さあ、 お前の『罪』を数えろ ! 」
そして名乗りを上げる前に皆が暴れだした !
「 オノレぇ~ ゴオニンジャー だったのか !
前にヤられた仕返しをしてやるからな !
前回は油断していたから ヤられたが、今回は勝つからな ! 」
ロープグッドが、イキっていた。
俺のセリフぅ~ 、戦隊ヒーローの
気のせいか、他のメンバーが笑いを抑えている気がする………
数十分後には 反乱軍はゴオニンジャーによって鎮圧されていた。
頑張れ アカインジャー !
ハードボイルドに成れるかは君の努力しだいだ !
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます