第15話新たなる女神 ①


────聖国 大聖堂 教皇の間 ─────────


教皇 ユダの元に ズールベルトが 何者かに 捕らえられ 神殿騎士団も 行方不明になった との知らせが入った


ユダ

「 おのれぇー💢! 魔王の仕業に決まっています。

あぁ~ 我らが女神 メッサリーナ様 何故 お答えして頂けないのですか

我らを お見捨てに 成られたのですか ? 」



───その時、ユダの元に 光が 指しました ───


????

「 女神 メッサリーナは 邪神達の謀略ぼうりゃくにより この世界から去りました。

私は その邪神達と闘う 異世界の女神 、 『 愛と美の女神 アフロディーテ 』です。

私が 女神 メッサリーナの変わりに 貴方達を導きましょう 」



ユダ

「 女神 アフロディーテ様

女神 メッサリーナ様は 消えて仕舞われたのですか ? 」



アフロディーテ

「 悪女神 ヘラ によって消滅の危機に ありましたが かろうじて異世界に逃げる事ができました。 しかし『力 』のほとんどを失ってしまった為 再びこの世界に帰ってくるのは 難しいでしょう 」



ユダ

「 女神 アフロディーテ様

どうか 我らに 魔王を倒す お力を 与えて下さい 」



アフロディーテ

「 …………心を しっかり持って聞きなさい !

魔王より恐ろしい存在がいます。 その名前は 『 大魔王 恭華きょうか 』です 」



ユダ

「 ………大魔王ですとー !😨 我らは どうすれば良いのでしょう ? 」


アフロディーテ

「 私が 力を貸しましょう。 出でよ ! 『 ゴクマゴク 』 」




─── なんということでしょう、 巨人が 現れました ─────


ユダ

「 こっ これは……………ゴーレムですか ? 」


アフロディーテ

「 厳密に言うと違います。 私の世界で 『 ブリテン島 』に封印されていた巨人を ある神ヘパイストスが 改造した物を(勝手に)借りて来た物です。

この『 ゴクマゴク 』を使い 大魔王を倒すのです ! 」




【 アフロディーテside 】


クックックククク 大魔王 恭華よ !

私に恥を かかせた事を 後悔しながら 死ぬがいい !


※ 詳しくは 『 邪神ちゃん 』の 48 と 52 を読んで頂くと より楽しめます



元・旦那ヘパイストスから (勝手に )借りて来た玩具で 復習してやるわ !





──── 一方 その頃 神殿騎士団の別働隊を 率いていた 神官長補佐の アミバは 別の村で 略奪をしていました。 ─────



アミバ

「 フフフ………ワッハハハハハハハハ 我らは 女神 メッサリーナの代理人だ

村に有る者は 全て奪え、逆らう者は 殺してかまいません

子供達は 生かして捕らえなさい、未来の神殿騎士団の候補ですから 怪我をさせないようにしなさい。

教会で教育洗脳をして、立派な信徒にするのです ! 」



─── 村長を始め 沢山の村人達が 捕縛されるか 重症で倒れていました──


アミバ

( 神官長 ズールベルトが 行方不明の今、 教会に貢献すれば 私が 次の神官長に成れるに違いない )

「 フフフフフフ ……ワッハハハハハ……… ?




♪♫♬♩♪♫♩♬♫♪♩♬♫♪♩♬♫♬♩♫♪♩♬♫♪♩♫♬♪♬♩♫♪♬



???

「 フフフ………ハハハハハハハハハ ! 」


アミバ

「 誰だ ! 私意外が この場で 笑う事は 許さん ! 」


???

「 森の声を聞け、風の声を聞け ! 貴様らの悪しき心を嘲笑あざわらっているぞ…… 人、それを 『 魍魎もうりょう 』という……! 」



アミバ

「 誰ですか ? 名乗りなさい ! 」



???

「 おまえたちに名乗る名前は ない !……………と 言いたいが 怒られれので名乗りをあげよう 」



???

「闇ある所、光あり………悪ある所、正義あり」


???

「偉大なる魔王国からの使者……」



「アカインジャー」🎆


「シロインジャー」 🎆


「クロインジャー」 🎆


「キンナンジャー」 🎆


「ギンナンジャー」 🎆



「「「「「 五人 そろって『 ゴオニンジャー五鬼んじゃー』」」」」」🎆🎆🎆🎆🎆



アミバ

「 我ら 正義教は この世界のヒト族のほとんどが 信仰している宗教ですよ !

我ら、世界を敵にするつもりですか ? 」



アカインジヤー

「 たとえどんなに巨大な悪が存在しようとも この星々の中では ちっぽけなちりにすぎない……悠久ゆうきゅうの時の流れと、果てしなき広がりを持つもの ………人、それを 『 宇宙 』という……! 」



アミバ

「 ええーい ! たった五人で 何が出きるというのですか !

こちらは 総勢 500人が 村人を逃がさない為に 周りを固めているのですよ 」


アカインジヤー

「 それにしては 随分と静かだと思わないのか ? 」


アミバ

「 そういえば 確かに………… お前達、一体何をしたのですか !? 」


クロインジャー

「 皆、働き過ぎで 居眠り😪でもしているんだろう !😏 」


アミバ

「 さては、なにか卑怯な方法でもしたのでしょう

村に入っている神殿騎士団は それでも 30人は いますよ

五人で 30人を 相手にするつもりですか ? 」



アカインジヤー

「 我らには 仲間達がいる ! 五人だけで闘っている訳では無い

! 」


─── 何処から ともなく 魔王軍の混成部隊が 現れた ! ────



クロインジャー

「 人数的には 同じ位だけど 実践的には 俺達、魔王軍の方が 遥かに強い !

痛い思いをしたくないなら 大人しく 投稿した方がいいぞ ! 」



─── その時、 空から一筋の『 光 』が 差しました ────



????

「 女神 メッサリーナの信徒達よ !

私の名は 『愛と美の女神 アフロディーテ 』

女神 メッサリーナは 邪悪な神や大魔王の手により この世界から去りました。

私が 女神 メッサリーナに代わり 貴殿方あなたがた を 導きましょう


さあ ! 立ち上がるのです

私が 『 力 』を貸しましょう ! 」



───その言葉と共に 巨大な 『 ゴーレム 』が 現れました ! ────



どうする ゴオニンジャー !


どうなる ゴオニンジャー !




つづく

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