第12話 舞台裏 ③
──
なぜ、彼らは 魔王軍に 協力しているのだろうか ?
もちろん、ゴオニンジャーに倒された者達もいるが 秘密裏に 魔王国に侵入し『スパイ活動』しようとした者達や 魔王退治に来た 冒険者、騎士団、(自称)勇者パーティー などが 捕らえられ 【
※【契約書】とは この世界の商人達が 取り引きに使っている物で 『契約』を破ると 『命』で 償うという代物である。
契約書には 魔力が込められてあり 双方がサイン✒️をする事で 『 契約の神(悪魔とも言われている)』に『誓い』を立てる事で成立するのだ
─── では 彼らは イヤイヤ強制的に協力させられて要るのかというと………───
【 貨物車を護衛中の混成部隊side】
王国騎士 A
「
帝国騎士 W
「 さあな、 女神 メッサリーナ を信じている奴らだから 大魔王様からの提案を拒否するんじゃないか ? 」
帝国騎士 X
「 そうすると 『アレ 』に成って
A、W、X
「「「 😨😨😨 ………『アレ 』は無いな ! 『アレ 』は無い !」」」
── 一方 その頃、 撮影スタッフ達は というと ────
ハーフリングの マッシュとオルテガは 不思議に思って ハイエルフのデカルチャに質問をしていた
マッシュ
「 どうして、混成部隊の ヒト族達は 私達、魔王国に協力しているのですか ? 」
デカルチャ
「 彼らは 魔王国の捕虜に成っていたのは知っているだろう
彼らは 大魔王様と 契約書を、交わしたんだよ 。 『魔王国の為に働く 』というね 」
オルテガ
「 でも、裏切らないとは 限らないでは無いですか ? ヒト族は 我ら亜人族を 見下していたのに 魔王国の為に働くなんて…………いくら【契約書】が あっても 破らないとは限らないでは無いですか ? 」
デカルチャ
「 守るさ。 それだけ【
それに あの【契約書】は 大魔王様が 改良してあるから 『 命より名誉』なんて言う
マッシュ
「 改良 ? 確か【契約書】は 破ると 『死ぬ』んですよね 」
デカルチャ
「 そうだよ。 大魔王様は『 [ 死 ]に逃げるなんて 許さない !生きて
【契約書】の改良は 僕も手伝ったけど アレは楽しかったなぁ 」
オルテガ
「 結局、【契約書】を破るとどうなるんですか ? 」
デカルチャ
「 ある種族に『変身』するんだよ。 最近、発見された【 ケロケロ🐸族】を 知っているだろう………アレは 元・ヒト族なんだよ………
マッシュ
「 エーー ! あの ヌメヌメした気持ち悪い奴らですかぁーー ! 」
デカルチャ
「 差別は 良くないよ。 それでは ヒト族と一緒に成ってしまう
彼ら、彼女らは ヒト族の国に帰れ無くなったんだから 僕達が 暖かく受け入れてあげないとイケナイだろう 」
オルテガ
「 ちなみに 【契約書】事態を拒否したヒト族は 居なかったんですか ? 」
デカルチャ
「 いたよ、 確か 『王国の第 八王子の ロープグット』と いう奴だったけど 大魔王様への無礼な態度が酷くて【契約書】を渡したら その場で 破り捨てたんだよね。
僕は 流石に 大魔王様の怒り💢で 殺される と思っていたんだけど…………
大魔王様の『 オリジナル魔法 【
今は 行くところも無くなったから 元・部下のヒト族の冒険者達 四人で 畑仕事をしているよ 」
───── 大魔王 恭華は ただ働きが 大嫌い………なので 捕虜も 遊ばせないで 働かせるのだ ─────
───場面を 護衛中の混成部隊に 戻します ────
冒険者 D
「 しかし 王国で 冒険者やっている頃より恵まれているな !
昔は 金💰️が無くて 録に休め無かったが 『月給制 ? 』とやらで 生活が 安定した上に『 社員寮 ? 』というので 宿 の心配は無いからな 」
冒険者 E
「 ああ、 その上 『週休2日制 』とやらで 七日に二日は 休み なのに金💰️が貰えるんだから (ヒト族の)国に帰ろうなんて 思わないよ 」
冒険者 F
「 酒🍺も食い物🍖も旨いし 『 キャバクラ ? 』には サキュバスの綺麗な姉ちゃん達も居るしな、 もっと早く知りたかったよ 」
魔王国は 福利厚生が しっかりしているので 皆 あっさりと ヒト族の国より魔王国を 選ぶようだ
頑張れ、 ゴオニンジャー ‼️
魔王国の 経済は 君達に かかっている !
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