第24話ハッピーエンド ? 残念勇者は………

【 王子side 】


女神 カッタリィナァーは、あっさり封印する事が出来た。


よっぽど下位の女神なのか、カッタリィナァーの『神雷』や『神炎』は勿論、この世界の聖剣や聖槍、聖弓も俺の身体を傷つける事なく砕けちり

女神 カッタリィナァーのプライドも砕け散った処で紫金紅葫蘆しきんこうころ瓢箪ひょうたんを使い封印する事に成功した。


「 だけど、何故 私達に依頼したのかなぁ~ ?

恭華さん達が直接乗り込んで来れば、もっと簡単だったような気がするんだけど……」


「 ユリリンちゃんから理由は聞いているわ

恭華さん や 麗華さんは、私達が最初に召還された世界の大魔王と真・大魔王なのよ、 余りにも巨大な魔力を持った二人がこのカッタリィナァーの世界で暴れると この世界が消滅しちゃうから私達に依頼したのよ 」


「 それで それで、報酬は何かなぁ~ ? 」


「 何か、美味しい食べ物なら良いなぁ~ 」



♬♫♪♩♬♫♪♩


「 今、ユリリンちゃんから メールが来たわ…………

エーー ! 報酬は、この世界の管理者だってぇー ! 」


どういうことだ ! そうしたら俺にもメールが来ていた。


───────────────────────☆


大大阪 王子さま


今回の功績により『 残念勇者』が レベルアップ、進化して

『 神・勇者皇帝』に任命されました。


つきましては、女神 カッタリィナァーに代わり その世界の管理者に任命します。


王子さまの仲間も『見習い女神』や『見習い神』に進化したので、一緒に世界を管理してくださいね。


休みは週休2日制のホワイト神会社だから、安心して新たな任務に励んでください。



邪神 ユリリン より



追伸


休みの日は『タイムカーペット』でジパングに遊びに行くのは自由なのじゃ !

ボーナスも年二回貰えるから真面目に仕事をするのじゃぞ !



────────────────────────☆



「 なんじゃぁ、こりゃあーーー ! 」


思わず叫んだ俺は悪くない !


俺の叫びに反応した葵たちが、俺に来たメールを見て騒いでいたが………



「「「「「 まっ、良いか ! 」」」」」


と、順応していた。


マトモなのは俺だけかよ !


大統領を目指していた俺は『神・勇者皇帝』に成ってこの世界の管理者に成ったのだった。



葵、茜、薊、クリスは 俺の嫁神に成り シンサンはヒト世界に降りて自由に旅を満喫しながら小悪党を懲らしめている日々を楽しんでいる。




めでたし めでたし ?




──完──



※作者より


強引ながらも なんとか完結することが出来ました。


応援ありがとうございました。


この経験を生かして、これからのお話に役立てたいと思っています。





よろしくお願いいたします。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

元・腹黒女神と茨城くんの子供たち&残念勇者 るしあん @猫部 @SHIGEMI

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ