第1話銀河 登場 !
俺には 母親が 9人いる !
と 言っても 俺を産んでくれた母親は 一人だ。
ここ ジパングは 少子化の上 男女比が
俺の名前は 『 茨城 銀河(いばらき ぎんが)』
父さんと母さんが 『男なら“でっかい男”になれ !』と付けてくれた名前だ !
いやいや、父さん、母さん いくらなんでも デカスギだろう !
息子の俺が 言うのもなんだが 一体どんな“センス”をしているんだ。
???
「 銀ちゃん、 おはよう 」
???
「 銀くん、 おはようございます 」
二人の女の子が 迎えにきた。二人とも 俺の幼馴染みだ。
???
「 銀ちゃん、あまりゆっくりしていると 学園に 遅刻しちゃうよ 」
この娘が 俺の幼馴染みの一人 『
???
「 銀くん、 朝ご飯は 抜いちゃ駄目だよ。大きくなれないよ ! 」
ほっといて欲しい………この娘も 幼馴染みだ。
名前を『
幼稚園の時、近所に引っ越して来てからの 幼馴染みだ。
銀河
「
そんな時
???
「 ♫~ でっかい漢にな~れ~とぉ~♪ 願いを込めて 父さん、母さんがぁ~♬つ~け~た名前が 『 茨城 銀河ぁ~♫』
良く遊びにくる アレス君が 妙な歌を 歌いながら やって来た。
アレス
「 よっ !
銀河
「 暇じゃないよ、 これから学園なんだから。
アレス君は 幼稚園に 行かないの ? 」
アレス
「 俺は 自由だから その日の気分しだいだな 」
銀河
「 そっ そうなんだ 」
こんな小さい頃から 自由人なんて 将来、大物になるんだろうなぁ。
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