***重要単語***

 


 第1章に記載した重要単語のまとめ

        &

 作者が勝手に付け足したくなった説明



*ミナリエル

 ハーヴァネイルが創造した世界の名前。天界、下界(下界の中に、人界、魔界がある)がある。

 下界は球の形をしており、その球を半分に割るように人界の大地が存在する。

 また、天界への扉が存在する半球の方を上層、反対の半球は魔界となっている。


*ハーヴァネイル

 この世界を創造した唯一の神。ミナリエルにおいて、神とはハーヴァネイルのみを指す。


*天使

 ハーヴァネイルが創造した”原始の三天使”から生まれた種族。天界、下界の上層の管理、下界から天界に続く扉の守護。

 なお、天使の中でも力の強い存在を『柱』で数える(どの天使から柱で数えるかについてはは割愛、今後説明がある……かも?)。


*悪魔

 魔界に住まう存在の総称。

 悪魔は世界の歪みが濃縮されることで生まれる。

 悪魔の中でも特に力の強い存在を魔王といい、魔王は『柱』で数えられる。


*歪み

 神の御業とも言われる魔法を行使する時に消費する魔力(魔法を使うための力を魔力、消費するものは魔原子)が摩耗したもののこと。

 なお、魔法と呼ばれる理由は、神が天使を介して魔法を伝えるまで魔法は悪魔だけが使えるものだったため。


*屍砂漠

 赤黒い砂に、赤い光を発する岩。それは、屍砂漠に集まる歪みによって汚染された生物の成れの果て。砂は生物の肉体であったもの。赤い光を発する岩(もしくは石)は魔石であったもの。龍の縄張りであることで有名(どちらかというと龍が有名)。


*魔界送り

 神が意図せず創った生物。

 空間と空間の隙間に住む。

 数としては数百ほどで寿命はなく、また、100年に一体生まれるか生まれない程度の繁殖力。


*ハーヴァネイル教

 創造神ハーヴァネイルを信じ、崇める宗教。

 宗派によって考え方や重んじるものが違うためとても複雑な宗教でもある。


*無望派

 ハーヴァネイル教の宗派の一つ(無望派にもいくつか種類がある)。

 神に縋るのではなく、神が己を見たときどう思われるのか、そのことを考えて行動せよというのが共通の教え。そのためには、何をすべきかということが宗派の中でも分かれている。

 神に認知してもらい、祝福されることを目標としたのが大成論。

 神に認知してもらったとき素晴らしいと思われるようにするのが謙虚論(メナリアが信奉しているのはこちら)。

 他にもいくつか存在するが、割愛。


*信崇派

 現在、最も主流な宗派。

 神を信じ、祈れば全てが解決する、良い方にいくというのが教え。

 どのように信ずるのが正解かということで分かれているが、目立った対立はない。国や場所によって信ずる方法は変わるのは当然であるというのが主だった理由である。




*魔王

 悪魔の王。

 一般論として、魔界に多大な影響を与える一族の長や一個人のことを魔王と呼ぶ。

 だが、実際は魔王というものは世界(または神)が世界の均衡を崩す力を持つ存在として認知したうえで、その者にふさわしいと思われる罪の名を与えたとき、初めてその者が魔王と呼ばれる存在になるというのが正解(自ら、自らの罪に名をつけて魔王になるものもいるが、それは例外であり、本当の魔王とは言えない)。




 最後に、この第1章であった作品独自の単語で、重要単語に記載されていないものがありましたら、コメントにてお知らせください。

 

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