第251話 2024夏クールアニメ・ドラマ等の感想(1)
●【宇宙戦艦ヤマト・星巡る箱舟】
劇場版の外伝をBS12で放送。
な、長い。
あと30分、縮められなかったのだろうか。
ヤマトの乗員とガミラス軍人たちが分かり合い、ガトランティスを撃破する話。
家で録画を観たから耐えられたが、劇場で観たらウトウトしそうだ。
ジレル人リーダーのお姉さまと、ガミラス将校のお姉さまが美しかったから許す。
艦船CGの軽さは否めないが、戦闘シーンの迫力はあった。
沖田艦長が、ハイジのお爺さんにしか見えなかったが、旧作の沖田艦長ってこんなんだっけ?
●【キン肉マン】
ゼロ話を視聴。
旧作アニメは、ちょっと観たけど記憶に無し。
新作は、すげー絵がキレイ。
キン肉マンの声にも違和感なし。
初期のテリーマンて、あんな嫌な奴だったのか。
前作や原作を知らない人にも、人間関係が分かる巧みなダイジェスト構成が良し!
主題歌も旧作と同じで、キン肉マン役の宮野さんが担当。
これだよ!
「怪獣8号」に必要だったのは、この熱い主題歌だったんだよ!
今後も視聴継続決定だ!
●【1998W杯決勝・ブラジル×フランス】
フランスのエースのジダンと、ブラジルのエースのロナウドの対決。
ブラジルは闘将ドゥンガがキャプテンマークを付けていた。
この試合、何となく覚えてる!
フランスの坊主頭のキーパーに、ジダンに、金髪ハーフアップヘアのプティが記憶にあるぞ!
何の試合の解説だったか、「ジダンの母国でのあだ名は『修道士』です」も覚えている。
修道士は頭頂を剃っている訳で……そのあだ名は、当時はOKだったのか?
ロナウドは体調不良で、試合開始70分前に会場入りとか。
それでも、ピッチを駆け回り、シュートを打つ。
彼を出したのは、監督にもつらい決断だっただろう。
後半、フランスの選手が退場。
しかし、前半のジダンの2点に、後半のプティの1点が決め手となり、フランスが優勝。
やはり、ロナウドの体調不良は痛かった。
彼が万全の体調だったら、結果は違っていただろうか。
●【人形劇・平家物語】
西に落ち延びる平家一門。
ある者は妻子を置いて、ある者は大切な琵琶を友に託して。
妻子を置いて行った維盛は、アニメ版で出家して入水した人ですね。
この人の最期は諸説あるようですが、アニメ版は観ていて胸が痛かったです。
その中に、一族の状況など何も知らぬ安徳天皇と母の徳子の姿もある。
だが、一門の中にも行動を異にする者も出る。
『雪の御所』に逃れた一門が口論する中、清盛の妻だった時子尼の毅然とした
態度は美しい。
清盛の法要も行われ、総領の宗盛は、家来たちに里に帰るように促し、家来たちは慟哭する。
その夜、合奏する男たちのシーンも素晴らしい。
でも、短かったのが残念。
曲をもう少し長く聞きたかった。
そして御所を後にする平家一門。
船に乗った一同は、万感の思いで御所を見つめる。
後の運命を知っていると、船のシーンはつらい。
義仲軍も、京を目指して出陣。
葵御前も矢傷が完治しないまま、馬上の人となる。
彼女は自分に矢傷を負わせたのは山吹御前と気付き、問い詰めるが山吹は知らぬ顔をする。
二人の会話を聞いていた巴御前は、山吹の情念に身震いする。
このシーン、女将三人とも武者兜・鎧の完全武装だ。
長髪は後ろに垂らしていたが、彼女たちも史実ではこうだったのだろうか。
凛々しかったので、良しとする。
何かの本で、「映画は上手に嘘を付け」と云うような一文を読んだことがある。
物語の為の『嘘』には、説得力が必要なのだ。
『光る君へ』は、まひろが羊肉を食うとか、マヌケなオリジナルシーンが多い。
平安時代の国司(知事)の娘がテーブルに付いて、男たちの中で羊肉を手に取って食べる。
これは、中国ドラマの騎馬民族のシーンでも有り得ない気がする。
何で、こんな珍妙なシーンを考え付いたのか理解に苦しむ。
と云う訳で、今回はここまで。
次回に続きます。
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