第157話 世界が終わる夢を見たので記録して置こう
昨夜の夢の話です。
寝る前に『大雪海のカイナ』七話の録画を見た影響がありそうです。
まず、私は『カイナ』七話のスラムっぽい町に居ます。
百均で売っているような細長い半透明プラ容器に大事な物が入っていて、みんなで少しずつそれを持ち去ります。
短冊切りのコンニャクっぽい物で、やがて容器の中身はカラになり、汁だけが少量残ります。
そこは百貨店の中らしく、世界の終わりが近付いていて、二基あるエレベーターで人々は避難します。
そのうちの一基が壊れ、私はもう一基のエレベーターに乗りました。
乗ったのは私と少女と女性。
私と連れ添っていた老女は乗れませんでした。
……私は老人設定なのか?
で、エレベーターの中は腰まで浸水しています。
やがてエレベーターは別の階に停まり、私たちは降りました。
そのエレベーターも、やがて水に押し流されて落下。
どこかの階層に私を含めた大勢の人々が居て、やがて周りが炎に包まれて真っ赤になりました。
私たちは整列して跪き、最期の時を待ちます。
隣には見知らぬ中年女性が居ます。
そして部屋は炎に包まれ……
私は蝶になって飛んでいるようです。
地には赤・白・紫のヒヤシンスが、一定間隔を置いて咲いています。
人の姿はありません。
でも、死んだ人々はやはり蝶に生まれ変わっています。
あれから、長い時が過ぎたようです。
いつか、人間も出現するだろうな――
そう思った所で、目が醒めました。
鮮烈な夢だったので、ここに記録して置きます。
お盆に見た夢なので、何かの啓示かも知れませんが。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます