第146話 2023春クールアニメの感想(終)

 これを書いている七月二日が『水星の魔女』最終回でした。

 最終回を観た後に、春クールアニメの感想を書くつもりでした。

 なので、今回を持って当シリーズを締めたいと思います。



●【ヴィンランド・サガ2】

 

 24話最終回『故郷に帰る』を視聴。


 16年ぶりに帰郷したトルフィン。

 母は一目で我が息子だと分かり、母子は涙する。

 兄弟の契りを交わしたエイナル君をも快く受け入れる。


 お母さん、ずいぶん老けたな。

 幼い息子が行方不明じゃ無理も無い。

 いつか会えると信じて待っていたのだろうか。

 あの時代の戦士の妻の考えなど知る由も無い。

 

 変わっていないユルヴァ姉さんは救いだ。

 あれで、母親を思って元気に振る舞っていたと思う。


 ラストでは『ヴィンランド』へと旅立つべく、髪を切って髭を剃ったトルフィン。

 あー、クヌートと見分けが付かない――と言ってはいけない。


 Aパートが、ちょっと顔の作画が気になったけれど、地味とも言える話をしっかり描いてくれて嬉しい。

 キャラのお芝居は作画も声優さんも素晴らしかった。

 リアルっぽい絵は動かすのが難しいと思うけれど、さすがでした!

 

 第三期を期待したい!


 そーいや、途中で変更したオープニングが、結構グロ絵があったな。

 首チ●ンパって、いつから解禁になったんだろう?

 『テラフォーマーズ』では、本当に●を頭に重ねて誤魔化していたけど。

 

 


●【水星の魔女】


 最終話を視聴。


 『ターンAガンダム』最終回を思い出す大団円。

 不快な部分は皆無で、気持ち良く観れました!


 自立したミオリネはパンツスーツだ!

 エラン4号の意思は消えてなかった!

 エラン5号も生き残ったし、エラン本人も良い感じじゃないか!

 グエルも弟くんもペトラも、他の生徒たちも元気だ!

 スレッタもスレッタママも、エリ姉ちゃんも収まるべき所に収まった!

 

 

 二期オープニングの絵が不穏な雰囲気を醸し出していたけれど、杞憂だった!

 でも、話数の短縮があったんだろうか?

 二期の総集編が変な所で入ったので、あの辺が転機だった?


 『株式会社ガンダム』が活躍する部分が少なかったので、アレ?だったけれど、最終話でちゃんと締めてくれたから良し!


 みんな、幸せになってくれ。

 そう祈らずにいられない最終回でした。

 



●【天国大魔境】


 最終話を視聴。

 

 あそこで終わりか……。

 二期はあるの?


 序盤のスロースタートが悔やまれる。

 構成を変えて、一話から『人喰い』を出しても良かったんじゃ?

 漫画とアニメのテンボは違うし、アニメの話数を考えたら苦しかった。


 原作通り丁寧にやってくれたのは評価するけれど、勢いを感じられず。

 序盤の数話がロードムービー風だったけれど、原作未読の方は切ったかも。


 色々な意味で惜しかった。




 さて、春クールアニメの感想は今回で終わり。


 次回は、夏クールアニメに移ります。

 やっと『ファフナー』の次作が放送か!

 時間も無いので、週に数本しか観られないけれど、ボチボチと書いていきます。

 よろしくお願いします。

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