第89話 土曜日アニメの感想(10)

・後●の烏

 

 ゾンビ泥人形VS拳法。

 やっと、世界観に合った格闘戦が登場。

 短かったけど、こーいうの待ってた。

 

 主人公ヒロインが泥人形を倒すけど、連続殺人発生後に犯人を推理して当てる金田一耕助のようだ……。

 早く透視できなかったのだろうか?


 矢を出現させて敵に放つ技も出て来て、戦闘も派手めになって見栄えがする。

 何となく、男性キャラの作画も良い感じ。


 クライマックスに来て、帝の剣格闘も出た。

 帝が右手で剣の柄を持ち、左手を刃に当てて、敵の剣を防いでたぞ。

 素手なのに大丈夫か?

 絶対、手を切ってると思う。

 これが気になって、後の展開を余り覚えていない。

 でも、怪我して出血を見せるのもアリだと思う。

 そっちの方が、帝の『人となり』を表現できるし。


 終盤に予算多めに配分したから、今までの作画が地味だったと推測。


 

・ベル●ルク

 

 グロ満載回。

 ん? キャスカが鎧を脱がされるシーンはカット?

 上映時も無かったのだろうか?

 『剣風伝奇』版は、一枚絵だった。

 この辺、エピソードの順番を変えた?

 

 ガストンとの会話シーンもカットか。

 この会話シーンのカットは厳しい。

 絶望の中で、仲間を見つけて喜ぶガッツの一瞬の『安堵(間)』は、物語の緩急になっていたと思う。

 それが無いから、視聴者が息つく隙も無い。

 ほんのちょっとでも『間』が欲しかった。

 長々としたグリ様の心象シーンを減らしてでも、入れるべきだったと思う。

 『剣風伝奇』版では、入っていた筈。

 原作で千切られていたガストンの腕があったと記憶している。


 やはりジュドー役の声優さんは、この最期のシーンのための起用だったか。

 途中の飄々とした会話シーンはアレ?だったけど、このシーンは納得。


 グリ様の『キャスカとその子供との穏やかな生活』の幻視シーンも見たかったぞ。

 あのシーンのキャスカが好きだった。

 子供の名前が「ガッツ」だったのは、グリ様の彼への『想い』だろうか?



・ストー●オーシャン

 

 前半で、作画が力尽きていました。

 後半は、線も雑。

 円盤では修正されそうな気がします。


 今回は、これにて終わりです。

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