第28話 あの給食のラーメンを、もう一度
好き嫌いが多く、小学校の給食では苦労した記憶があります。
特に地元の小学校(一年~四年まで通学)は、「残すのはNG」。
両親が「体質に合わない」と申告してくれたので、牛乳とクリームシチュー系は回避できましたが、それでも食べられない物は、コッソリ他の生徒にあげていました。
好き嫌い無しの男子は、こういう時の救世主でした!
そうした給食の中で、忘れられない味が「煮込みラーメン」。
麺も一緒に煮込まれ、スープは殆ど油が浮いてなかったと記憶しています。
具は、細切りのメンマと細切りチャーシュー、ナルト、ネギ……だったかな?
このラーメンが、メッチャ美味しかったのです!
あっさり醤油味で、メンマ風味と言うのか……メンマの味が際立っていました。
スープが、俗に言う「優しい味」です。
魚介系の出汁を使っていたのでしょうか?
麺も伸びておらず、初めて食べた時は驚きました。
隣席の男子生徒も「ウマい!」と絶賛していました。
幼稚園入学前に胃腸を壊したことがあり、食が細いのを心配した祖母が、インスタントラーメンを半分だけ茹でて、私に食べさせてくれたとか。
そのおかげか、ラーメンは好きだったのですが、この給食の「煮込みラーメン」は別格の味です。
去年あたりに、その味を彷彿させるカップ麺のスープがあったのですが、どの種類だったか失念。
ただ、やっぱり濃い目だったんですよね……。
あの薄口で小学生にも優しい味のラーメンを、もう一度味わいたいものです。
記憶の中に残る茶色のスープ、白っぽい太麺、メンマと細切チャーシュー、ナルトのピンク色。
冷めても美味しかったあのラーメンは、私の記憶の片隅で湯気を上げております。
そしてそこの小学校での、ワーストは生徒の殆どが残した「通称・ゴムスープ」!
色からして、おそらくトマトスープ系だろうと思います。
が……とにかく、マズイ!
強烈なマズさ!
ミートソースのゴム風味と言うのか、こちらも忘れられない味です。
麺でもあれば食べられた生徒も居たかも知れませんが、パンではキツく、私もひと口でギブアップ。
生徒が残しても先生が何も言わなかったので、先生も余程キツかったんでしょう。
今から考えたら、あれは絶対にレシピがおかしい!
給食後に、生徒たちが「ゴムスープだ!」と騒ぎましたが……その後、二度と出されることはありませんでした。
やがて五年生に進級して間も無く、札幌に移住。
そこでは、給食を残すのはOK。
なので、給食に関する思い出は薄いです。
「残すのはNG」と言う枷が、給食の思い出に結びついているのも皮肉です。
そういえば、ドラマの『おいしい給食』は面白かったです!
ここでも「揚げパン」が取り上げられていましたが、私は食べたこと無いです!
地域限定だったようですが、北海道では出なかったんでしょうか?
今はパン屋さんでも買えたりしますが、まだ買ったことがありません。
カロリーが高くて、躊躇しちゃいます。
私は、シンプルなクロワッサンやフランスパンが好きですしね。
セ●コーマートのクロワッサンは美味しいです。
ここはたまに「ジンギスカン弁当」を置いてますが、これも美味。
カロリーが700を超えてるので、一度しか食べてませんけれどね。
ハーフサイズの販売が待たれます。
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