インターミッション

ここまでの登場人物

ここまでの登場人物


カオル 

ジョブ:銃剣使い(レベル70) 性別:男 アバター:人間、女 年齢:20代中盤 職業:都市防衛班

身長は160程度で細身。髪は白髪だが毛先や複数のメッシュは桜色。仕事ではパンツスーツ、私服はジャケットを好む。

サブアバターが女だったが使っている間に気に入ってしまいメインキャラに成った。

話し方では性別が分からない様に強いとも丁寧とも取れない口調で可能な限り一人称を使わない話し方をする。

押しに弱く頼まれ事を断れない性格だが割り切ると途端に冷たく成り、根本的には人間不信。

隔離都市計画を提案した発起人。

モンスター発生の際にパニックを起こさずに防衛戦を繰り広げ知名度を得て一部の反発を受けながらも発言力を獲得していった。

その発言力と人気を利用して隔離都市計画に反対する政治家たちを生放送の中で押し切り都市開発を推し進めた。

元はサラリーマンで政治的な活動に苦手意識を持っており都市防衛班の様なシンプルな仕事は気に入っている。

少年院に居たヤ・シェーネの保護観察人として同居している。

本来の性別が男である事を周囲に伝えているがあまり信じて貰えていない。

隔離都市計画成功の実績により女性の社会進出が進んだ為に水を差す訳にもいかず男であると強く言えずに困っている。


ヤ・シェーネ

ジョブ:黒魔法師(レベル86) 性別:女 アバター:猫獣人、女 年齢:17 職業:動画配信者

身長は170程度で肉付きが良い。浅黒い肌に茶髪で後ろに倒れた猫耳を持つ。パーカーとジーンズを好む。

物理崩壊の直後、不法侵入者に抵抗し大怪我を負わせ少年院に入っていた。

本来なら正当防衛が成立する状況だったが未帰還者への差別から裁判員裁判によって犯罪者にされた。

人間を想定した監獄は簡単に破壊して脱獄出来たが人間に絶望して抵抗しなかった。

隔離都市が移住受け入れを始めた際に強制的に移送され、カオルの庇護下に入る。

日本で最も有名な未帰還者差別の被害者で注目される事を避けたく隔離都市の学校にも通わず通信制を利用している。

元々は引っ込み思案で両親との仲も冷え切っており時折届く手紙は彼女を心配している体裁の世間体を気にした内容。

現在はバーチャルアバターを利用した動画配信者として活動しており、配信業だけで生活出来る程の人気を誇る。

社会的な差別と親子仲から守ってくれるカオルに依存しておりカオルに対しては甘える事が多い。


スミレ

ジョブ:魔導書使い(レベル100) 性別:女 アバター:人間、女 年齢:30代前半 職業:未帰還者の教師

身長は155程度で細身。大和撫子を意識し和風の顔立ちで艶の有る長い黒髪を垂らし、隔離都市内では和服を好む。隔離都市外ではファッション誌を参考にする。

職員室のデスクはカオルの隣。

外見に合わせて誰にでも敬語で丁寧な口調を崩さないが内心ではそれなりに悪態を吐いている事も有る。

言動に騙されがちだが腹の中で悪巧みをしているタイプで怒らせると危険。

物理崩壊直後は侮辱や差別的言動をした者を法的に訴えられない様に留意しながら痛めつけた。


ガルド

ジョブ:斧闘士(レベル100) 性別:男 アバター:巨人族、男 年齢:30代中盤 職業:都市防衛班

身長は250程度でゴリラの様に厳つい。髪は短髪で角刈りに近い。戦闘は鎧だが巨人族に合う私服は現実には無いので近代的な隔離都市での私服に困っている。

実年齢も見た目も未帰還者の中では高齢に部類されるので模範となるべく真面目だが洒落も通じる人物であるよう意識している。

モンスターとの接近戦は本当は怖いが、自分よりも若い未帰還者が傷付く姿を見たくないのでディフェンダーと都市防衛班を引き受けている。

責任感が強くモンスターが街中で暴れ怪我人や街に被害が出ると気に病む。

特にカンストレベルの自分が簡単にダメージを受けるはずが無いのにモンスターの攻撃を恐れる事に軟弱者と自責する事が多い。


アンソン

ジョブ:銃使い(レベル100) 性別:女 アバター:エルフ、男 年齢:19 職業:都市防衛班

身長200程度の長身痩躯。一般的なファンタジー映画のエルフそのもので髪もセミロング。戦闘時は軽鎧で私服は男性アイドルのファッション誌を参考にしている。

お調子者で軟派な口調の為に周囲からは陽キャの大学生と思われがち。

そのイメージに対して『レベルカンストしているゲーマーだぞ』と返して驚きつつ納得させるのが定番。

物理崩壊前は大剣使いや侍といった近接で分かり易く大ダメージを出せるジョブを好んでいた。

しかし物理崩壊後はモンスターとの近接戦闘が恐ろしく偶然カンストさせていた銃使いに転向した。

都市防衛班になったのは他に適正のある職業が無く、ディフェンダーの後ろに居れば何とかなるだろうと思ったから。

だがカンストしていないカオルが前衛で戦う姿を見て自分の本来の得意ジョブを使わない事に負い目を感じている。


レミア

ジョブ:白魔法師(レベル100) 性別:女 アバター:ピポット族、女 年齢:21 職業:都市防衛班

身長100程度の小人。ファンタジー映画の小人の様なロングコートに似た服装が多いが、現実でも似合う小人族の服のバリエーションが少ない為に我慢している。

物理崩壊前はフリーターで物理崩壊直後に仕事が激減し、政府の支援も満足に受けられなかった。

その為、早期に隔離都市計画を実行に移して自分の生活環境を整えてくれたカオルに女性として心酔している。

防衛班に入ったのもカオルを追っての事だがガルドと同様に被害に心を痛めている。

ただカオルの人が死ななければ充分だという意見に強く共感し心理的ダメージは減った。

サブジョブの裁縫で小人族や巨人族でも街中で着れる服を作れないかとサークル活動に参加している。


三咲

性別:女 年齢:20代中盤 職業:東京都庁職員

カオルの高校時代のクラスメイト。

現在は東京都庁で未帰還者向けの支援プログラム、モンスター被害と思われる事件を担当している。

基本的に明るい性格だが根はドライで自分がモンスターに対して無力な事は割り切っている。

警察や自衛隊ではないがモンスターからの自衛の為に拳銃の所持と訓練が許されている。

本人は殆ど時間稼ぎ以上の意味は無いと割り切っている。

仕事上、カオルとは東京近郊でよく行動を共にする事に成るがカオルの心理状態は知っており警戒している。

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