第4話 【炎の大蛇】ボイタター(O Boitatá)
ボイタターは、ブラジル南部のリオ・グランデ・ド・スル (Rio Grande do Sul) 州やブラジル南東部のミナス・ジェライス (Minas Gerais) 州に現れたとされている。この妖怪は、人間よりも数倍大きく、黄色や青い
さて、ボイタターは夏の
日本でもそうだが、ブラジルにも妖怪を信じず、科学的に物を考える人々がいる。彼らの意見では、「洪水の後で水が引いたとき、陸に取り残された魚が死んでガスを放つ。水の流れた
ところで、サンタ・カタリナ (Santa Catarina) 州では、ボイタターは
一方、南米インディオによると、この妖怪はムンバエ・タタ (Mbaê-Tata) と呼ばれている。彼らの言葉で「ムンバエ」の意味は「ヘビ」、「タタ」は「燃える」とか「火」を意味している。彼らは、ムンバエ・タタを山火事の守り神だと信じている。山火事が発生したときに、この神を呼べば、
インディオ達はムンバエ・タタを神として
インディオからたいへん
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