百合シチュボ台本

シイカ

部活のボーイッシュ系先輩から告白される編

やあ、来るの早いね。

まだみんな来てないよ。

私? 私はいつもと同じ時間に来ただけだよ?

知らなかった? 一番早く来てるのは部長じゃなくて私だって。

ふふ、初めてかもね、こうしてキミと二人だけで話すの。

緊張しなくても、怖がらなくても大丈夫だよ。

同じ部活なのに話す機会がなくてさみしかったね。

少なくても、私はさみしかったな。

私、キミのこと気に入ってるんだ。

キミの頑張ってる姿が好きみたいなんだ。私。

部活に熱心な方じゃない私に言われても嬉しくないかな?

そんなことないって?

ありがとう。

キミの不器用で、健気で一生懸命な姿を見てから、私ももっと真面目にやろうと思ったんだ。頑張ってるキミに笑われたくなくてね。

キミが入部してきた時から、ずっと見てたよ。

最初は可愛い後輩として見てたんだけど、今は……。

……ねぇ、私、キミのことが好きなんだ。

後輩を好きになるなんて、先輩としてどうなんだろうって悩んだんだけど、気持ちが自分でも抑えられないみたいなんだ。

気が付くと、部活以外でもキミのことを探しているんだ。

部活に行けば会えるっていうのに変だよね……。

キミを意識してから上手く話せなくて、きっとキミは私のことを怖く感じたと思う。

実際、私はそんなに会話とか得意じゃないから……。

得意じゃないからこそ、こんな言い方しかできないのかな。

……キミのことが好きだ。










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