クトゥルフのモチーフにしたバトル系の物語です。

適合者となる者は異能の力に目覚めます。
主人公はその適合者となり、世界を変革しようとする教会に所属し様々な事件を解決していくのですが、朽木という少年の存在と、成神という神父の謀略（野望）により物語が動いていきます。

シンプルな戦闘と、謎が多い推理小説のようなストリートとなっております。
主人公が、挫折・葛藤を乗り越えていく姿に感情移入していきます。

シリアス好きな物語の読者様にお勧めします。
一読してみてください。
（ハーレム・無双系ではありません）

　主人公の名は井須晋太郎。どこにでもいるような普通の高校生である。
　いやいや。そんなはずはない。
　彼は残念ながら適合者だった。神格の力を宿し、魔術をはねのけ、そして異能の力を振るう化物となってしまった。そうなってしまったからには、もう『ふつう』の暮らしは戻ってこない。
　その身に神格の力を宿した異能者同士が、世界の命運をかけて戦っている。井須はそのド真ん中に巻き込まれてしまったのだ。

　文字通りにクトゥルフ神話の神格をテーマにした異能バトルです。ただその権能を借りるだけではなく、性格についても元ネタの神格に合わせて（多少のデフォルメを加えつつ）よく再現されています。

　あんな奴とかこんな奴が、敵にも味方にもわらわらしてくる！

　次はどんなヤバい級の奴が出てくるのか……！
　これからの展開にも期待しています。

　あと個人的には11話の子が好きです