声優で売れないのでゲーマーな俺はVtuberに転生する

レウス

第1話 思ってたの違う!もう限界!!

僕の名前は龍堂優也(りゅうどう ゆうや)24歳で一応声優をやっていた。


僕は中学生の時、気が弱くコミュ障で友達がいなかった。

その時にアニメと出会い、アニメに命を吹き込む声優が俺の憧れと夢になった。

それを親に言うとお前なら声優になれると背中を押してくれた。


それから僕は毎日発声練習をしたり、喉のケアをしたりした。

高校を卒業したら高校生の時に貯めていたバイト代と親に少し援助してもらい声優養成所に入った。


声優養成所は先生が厳しくコミ障なので友達も出来なく自分が思ってた以上に辛い場所だった。

でも声優になれるならと逃げるつもりは到底なかった。


それから2年が経ち卒業して少し有名な事務所に入った。

最初は声優になったと浮かれていたが、沢山オーディションを受けて落ちるに連れて心がどんどん折れていくのが自分でも分かった。

クラスメイトAや町の人Bなどいわゆるモブの仕事しかなくバイトを掛け持ちしないと生活出来ない状況にあった。

その為ボロアパートに住んでいてご飯は基本的に自炊やバイトの賄いを食べて生活していた。


それから人気になる事はなく声優になって4年の月日がに経っていた。

自分の理想が高かった事もあり声優に限界を感じてた。

しかしこの4年なぜ僕は頑張れたかったと言うとVtuberという存在がでかかったからだと思う。


特に僕はVtuber事務所ミライ所属の高嶺一花(たかね いちか)さんがとても好きで配信は欠かさずチェックしていた。

清楚でThe大人って感じの品のある元気な女の人で見ていて元気を貰えて頑張れていた。

しかし最近体調が悪いそうで1ヶ月休むといい配信をしなくなってしまった。


それは僕にとって死んでしまいそうであった。

これがきっかけでそれまで耐えられていた声優の仕事も限界になりマネージャーと話し、僕は辞表を出して声優を辞めた。



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そして今になる。

フリーターになった僕は次の仕事を探していた。

そんな時、タ〇ンワークを見ているとVtuberのオーディションがあるのを見つけた。

その事務所はあの俺の好きな高嶺一花さんが所属している株式会社ミライだった。

俺は声優をしてた頃ストレス発散によく大好きなFPSゲームをたくさんしていてそれなりに強い自信があった。

これは丁度いいと、このオーディションを受けてみる事にした。



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