第7話恋愛哲学8 ~ホモの恋愛哲学とは①~

同性愛文学というのは需要が多い。わたしも死ぬまでに一本は書きたい。異性愛(ヘテロ)から見た同性愛(ホモ)の恋愛という形になると思います。アリストテレスから見たプラトン、というような。


三島由紀夫や開高健も同性愛(ホモ)でした。男が男に惚れるというのは、ホモから見ればリビドー。ヘテロから見ればフィリアです。同じ男の友情でも動機づけが微妙に違う。その辺の機微を描ければ(´・ω・`)


ヘテロの仕事、人生を支えているのは、実は女性ではなくホモである。アリストテレスにはプラトン。マルクスにはエンゲルス。大きな物語を紡ぐヘテロには常に、内助の功ならぬ同性の功があった。


男性は自撮りの女性を好み、女性は他撮りの男性を好む(恋愛哲学)。


これは、つまり、男性は単純な女性の美醜のみを問題にするが。女性は男性の他撮り写真に内包される複眼的な情報性。畢竟、他撮りから読み取れる、普段着の客観的な雰囲気、センス、財力、連帯力など。多面的な要素を知りたがるのである。


だからこそ、ホモの存在が重要なのである。女は裏切るがホモは裏切らない。愛情はすぐに冷めるが友情は簡単には冷めない。これは女性にとっての女友達も同様であろう。

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