人生失格

MrR

それは今に繋がる過去の物語


 2000年代初頭。


 中学2年生。


 私、MrRはいじめられっ子だった。


 上履き隠し。


 机の落書き。


 物は隠される。


 気に入らないからと言う理由でトイレに殴られる。


 部活での卓球部の地位は最悪で3年の頃には幽霊部員だった。


 色んな奴にいじめられた。


 だが最近思うに自分にも非があってその報いを受けたんじゃないかって思う時がある。


 小学生や中学生の時の悪行とか思い出したりして。


 だけど、こうも思う。


 もう許そうと思ってる。


 けど、心の奥底で許せないと思いながら生きていくんだろうと思う。


 復讐するつもりなんてない。


 復讐相手にばったり再開したら殴るかもしれないけど――いや、自分にそんな度胸ないか。そそくさと逃げるのが関の山だろう。


 妄想で色々と過激なことを考えても現実だとそんなもんである。


 つかそんな度胸と精神あるならもっとマシな人生を歩んでる。


 少なくとも心療内科に通って障害者手帳取得して就労A型に通いながら呑気に現実逃避気味にこうして文章書く人生などは歩んでないだろう。


 メンタルクソ雑魚にはお似合いの末路なのかもしれない。


 話が逸れた。


 中学時代の事を話すんだった。


 中学時代の自分はその時から宇宙人だ、電波体質だ。

 今でもそんな感じだから救いようがない。


 部活の最中に「私はアイヌの殺し屋」とか言う奴はまともじゃないだろう。


 今でも仕事中に「新選組か」とか独り言をほざいたりする。


 まじもんの病気である。


 そんな奴が周囲にどう思われるだろう。


 特に周辺の小学校から悪が集まる悪の梁山泊と化す中学校で。


 まあ客観的に見てもいじめられるわな。


 不良グループ。


 優等生グループ。


 いわゆる二軍連中。


 全てが敵だった。


 男性恐怖症になって女子のオタク仲間しか心を打ち明ける相手がいなかった。


 あと、だんじりが嫌いだ。


 自分はコミュ障なところがあり、なぜか言葉のやりとりで誤解されて、だんじりを燃やすテロリスト扱いされてしばかれた事がある。


 だから今でも、だんじりは嫌いである。


 他にも独り言が原因で様々なトラブルに巻き込まれたり、引き金になった事がある。


 そんな自分が逃げ込んだ先は創作だった。


 創作に嵌まったのは中学1年の終わりごろ。

 将来の事を考えてたまたま図書室で漫画を書いている上級生の女子と仲良くなり、それで絵を描くようになった。


 ちなみに小説を書き始めるのは高校生の頃からであり、プロを志すのは大阪デザイナー専門学校の卒業ごろだ。


 そうして絵を描くようになってから本格的にトラブルに巻き込まれるようになった。


 いや、絵はトラブルのキッカケに過ぎない。

 だって電波体質な宇宙人みたいな人間だ。

 いじめられない方がおかしい。


 いっそ学校名とか実名とか晒そうかな? とかふと思うけどなんか面倒な事になりそうなのでやらないでおこう。


 いや、そう言う度胸がないだけだ。


 ふと今自分をいじめたあいつらどうしてるだろう? と思った。


 もう結婚している奴だっているだろう。

 子供もいる奴もいるだろう。


 改心して人様に迷惑を掛けていないだろうか?

 あいつら今は何をやってるんだろうか。


 何かしらの要因で不幸になってほしい、〇んで欲しいと願ったことはある。

 卓球部の連中や不良連中、Aグループの男子連中は特にそう思う時があった。

 

 そう言えば同窓会とかやったんだろうか。

 まあ呼ばれた記憶がないんでご察しくださいって奴だな。


 またしても話が逸れたんで元に戻そう。


 これなんの話だ?


 ああ、中学時代の自分のイジメどうこうの話だったね。


 まあそんなワケで色々と体験談を語った。


 そんな中学時代に自分はふとある結論を出してしまった。


 それは漫画家、あるいは小説家にならなければ死ぬ。


 まともな社会で自分は生きられない人間なんだと思い込むようになってしまっていたのだ。


 いや、そう言う思想に逃げていた。

 

 結果、誕生したのがアルバイトの仕方も分からないニート野郎だった。

 ニートになって。


 親の顔色を伺いながら生きてきて。


 そして心療内科に逃げた。


 心療内科に逃げて、本当に精神が病んだ。


 それから数年して農業の仕事を半年してまたニートになって、んで障碍者手帳を取得として就労A型に就職した。


 こうして書いてみて思ったが自分はなるべくしてこうなる運命だったのかもしれない。


 大阪デザイナー専門学校に入ったのだって受験勉強から逃げるための部分のあったし、適当な高校に入ったのも勉強がいやだったからだし、勉強がいやな理由もただめんどくさかっただけだし。


 ここまで書いて気づいたが自分はなんて最低なのだろうと。



 見返してみたが卓球部の地位は最低だったのはやはりと言うか自業自得の部分もある。


 運動部に入った理由はまあ親に言われたからである。


 最初の頃はともかく自分は練習熱心ではなかった。


 卓球は上達しなかった。


 そんな奴だから部員とは折り合いが悪くなるのは当然である。


 上記で語った人間性も相まっていじめられるようになった。


 3年の頃には幽霊部員になった。


 顧問の先生にはえらい迷惑をかけたと思う。

 

 顧問の先生は今、なにをしてるんだろうか。


 教師ってブラックな職業だし、無事だといいんだが……



 ふと書いてみたが支離滅裂で何を訴えたいかメチャクチャだ。

   

 強引ながら話の締めをしよう。


 ようするにアレだ。


 いじめは人を狂わせるんでやめましょうね? って言うお話だ。


 こんな感じでいいかな?


 

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