もし外国人嫌いの差別主義者が日本語の教科書を書いたら
草茅危言
第1講 ここは「日本」であって、「ジャパン」ではない。
第1講 ここは「日本」であって、「ジャパン」ではない。
――――――――――――――――――――――――――――――
甲:俺は、「クールジャパン」という言葉が嫌いだ。
kou : ore wa "cool Japan" toiu kotoba ga kirai da.
乙:何故、嫌いなんだ?
otsu : naze kirai nanda?
甲:ここは、「
kou : koko wa "nihon" deatte, "Japan" dewa nai karada.
乙:確かに。でも、「
otsu : tashikani. demo "nippon" tomo iu yone?
甲:そうだ。全ては、マルコ・ポーロの奴が、
「
kou : souda. subete wa maruko pooro no yatsu ga,
"nippon" wo "Japan" to yonda sei da!
――――――――――――――――――――――――――――――
【解説】
実は、「日本」を「にほん」と読むか、「にっぽん」と読むかは、未だに統一されていません。
以降、ローマ字には、「nihon/nippon」の様に、両者を併記するものとします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます