応援コメント

1-2 二人で助け合うべきだ」への応援コメント

  • 「……るらっしゃいませ、ってどういう意味かな……」
    「古文の時間って月曜だった?」
    のやり取りが良かったです。ここ好きです。


    率直な感想としては、一話に入って、良くわからないところに来てしまった描写から面白くなったのですが、プロローグが(おそらく意図的なものなのだとは思うのですが)なんというか、わたしには合わない作品なのかな、という印象でした。映像作品なら必要な導入なのだろうと思うのですが、文章作品でも同級生との自己紹介って台詞つきで必要なのか、良くわからなかったというのもあります(すみません…)。
    台詞に3点リーダーが多いことも、今のところ脇役が脇役としての役割というか、テンプレート的なキャラクターなのも、意図的なのだと思うのですが、いつもの猫村さんの作品の登場人物の話し方の方が読みやすい気がして、やや戸惑ってしまった、というのが正直なところです。

    ただ、わたしはそもそも15年以上ライトノベル自体触れてないし、今時の学園ものというものを読んでいないですし、学園ものという分野を理解していないと思うので、見当違いな感想かもしれません。

    でも、月曜日に絶対に目的地にはたどり着けない女の子の話というのは着眼点として面白いし、主人公の男の子の淡々とした話し方は良いなと思いました。それに、この題材は目的地をきちんと目指していたのに、いつの間にかどこともしれないあり得ない場所に到着していたり、気がつくともといた場所にたどり着いてしまい、呆然とすることがしばしばだった方向音痴としては、わりと身近でリアルな話でもあります。たどりつきたい目的地にきちんと毎日たどり着けるというのは、奇跡みたいなことなんですよね。
    次はどんな風に辿り着けないのか、ということを楽しみにする作品かなと思いますので、そんな風に楽しませていただこうと思います。
    途中失礼な感想を挟んでしまい申し訳ございませんでした。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    ライトノベルも学園物も実はわたしもまったく読んでませんので、どっちかというとマンガやアニメのイメージですね。コメディタッチの三十分アニメのフォーマットとキャラクターを借りようと思いました。そっちなら多少は見てるので。パロディといえばパロディです。

    ですから、普段のわたしの作品とは、文章という点では別物です。同じ人間が作ってても、ラーメンとクッキーぐらい違うと思います。

    そこに不条理でシュールな感じを何食わぬ顔で持ち込むというのが「意図」なのですが、そんなチャーシュークッキーみたいな組み合わせを、わたし以外ほとんど誰も求めてなかったみたいで…。

    ご指摘は全てごもっともで、有り体に言えば失敗だと思います。

    ところで「途中失礼な感想」というのは、わたしの記憶に無いようですので、お詫びしていただくにはおよびません。そんなのありましたっけ?