第31話 変態ドラゴン③
ネックレスをアクセサリーケースに戻すと、隣でアンジェリカの立ち上がる気配がした。今日も始まるのか…!
僕は急いで隣を見ると、イスから立ち上がったアンジェリカが、メイドさんの手によってネグリジェを脱がされるところだった。
メイドさんが、アンジェリカの膝丈のネグリジェを捲り上げるように脱がしていく。アンジェリカのソックスに覆われた脚が、細い太ももが、パンツが、お腹が露わになっていく。そして、ぷるんと現れるのは、なにも着けていなおっぱいだ。アンジェリカは、寝る時ノーブラ派なのだ。
アンジェリカのツノみたいに尖ったまだ未成熟な幼さを持ったおっぱいが、惜しげもなく晒されている。
ネグリジェを脱いだアンジェリカが、次に脱がされるのはパンツだ。
メイドさんの手によって躊躇いもなく脱がされるパンツ。ぷりんとした丸い形の良いお尻や、無毛の股間が晒される。
今のアンジェリカは、ガーターベルトとニーハイソックスだけ穿いている状態だ。脚は隠しているのに、大事な所を一切隠していないアンジェリカの姿は、なぜかとても興奮する。
その後、ニーハイソックス、ガーターベルトの順に脱ぎ、ついにアンジェリカが一糸纏わぬ裸体を晒す。アンジェリカは、とてもスタイルが良い。体のラインが美しいのだ。欲を言えば胸が少し寂しいくらいで、特に背中からお尻、脚にかけてのラインは、とても優美な曲線を描いている。
僕とアンジェリカの前には、大きな姿見が置かれていて、そのおかげで僕は、アンジェリカの脱衣ショーとでもいうべきお着替えの様子を、横からだけではなく、鏡越しに前から見ることもできる。僕の席は、アンジェリカの脱衣ショーの特等席なのだ。
しかも毎朝、定期的に見ることができるなんて、僕は前世で、いったいどんな徳を積んだというのだろうね?
アンジェリカが、肩紐無しのブラジャーとコルセットが一体化したような下着を身に着ける。バニー服の下半身部分が無い感じの下着だ。
その次にニーハイソックスを穿き、コルセットから伸びる紐へと留める。そして、最後にパンツを穿いて、下着姿のアンジェリカができあがる。今日も青みがかった白い下着を身に着けている。お姫様が身に着けるんだから、たぶんこれが最高級品なのだろう。
裸のアンジェリカももちろん魅力的だけど、下着姿のアンジェリカも甲乙付けがたいほど魅力的だ。
「姫様、本日はこちらのお召し物はいかがでしょう?」
メイド長であるマリアが、涼しげな水色のドレスをアンジェリカにオススメする。いつもなら首を縦に振るアンジェリカが、今日は首を横に振った。
「いいえ。今日はあちらのドレスを着ます」
「あちらですか?あちらは夜会用のイブニングドレスですが……」
僕にはよく分からないけど、ドレスにもいろいろと種類があるらしい。
「わたくしに秘策ありです。今日はあちらを着ます」
「……かしこまりました」
アンジェリカが身に着けたのは、藍色と白のドレスだった。今までのドレスとの違いを挙げるなら、胸元や肩が大きく露出していることだろう。ドレスの装飾も華美に感じる。
僕はあまり感じないけど、最近暑くなってきたらしいし、アンジェリカは涼しい格好がしたかったのかもしれない。そう思っていたんだけど、まさかあんなことになるとは……。
◇
僕はアンジェリカの膝の上で抱っこされていた。
お着替えも終わり、今はちょっとした休憩時間。アンジェリカは午前中はお勉強で忙しくしているので、この休憩時間が終われば、しばらくアンジェリカとは会えなくなってしまう。僕たちは別れを惜しむように見つめ合っていたのだけど……今日のアンジェリカは、とても刺激的な格好をしている。
アンジェリカの胸元や肩が大きく露出してして、とてもセクシーだ。
だからだろうか、気が付いたら僕は、アンジェリカの胸へと手を伸ばしていた。ドレス、下着越しとはいえ、アンジェリカの胸の柔らかさを感じる。できることなら永遠に触っていたい。
「ルー、やっぱり母親の胸が恋しいのですね……」
アンジェリカは、胸を触られても怒るどころか、僕の頭を優しく撫でてくれる。
「生クリームを用意してください」
アンジェリカが突然、生クリームを求めて声を上げる。
「生クリームですか?かしこまりました」
ケーキがあるわけでもないのに生クリーム?お茶に入れるのだろうか?
マリアも疑問に思いながらも生クリームを用意してくれた。すぐにお皿に盛られた生クリームが用意される。
「ケーキもご用意しましょうか?」
「いいえ。生クリームだけでけっこうです」
そう言うと、アンジェリカがドレスの胸元に手をかけて、勢いよく下ろす。ドレスが肌蹴て、胸を覆う下着が丸見えだ。
僕はアンジェリカのいきなりの奇行に驚いて目が点だ。
「ひ、姫様!?」
マリアも予想外だったのだろう。裏返った声を上げる。
だが、アンジェリカは僕やマリアの様子などお構いなしに、下着もペロンと捲り下ろしてしまう。僕の目の前には、アンジェリカのかわいらしいおっぱいが広がった。
ツンと尖ったまだまだ未成熟なおっぱい。その先端の桜色も丸見えだ。
アンジェリカのおっぱいの桜色に目を奪われていると、その桜色が白いふわふわした物で覆われてしまう。アンジェリカが生クリームを塗ったのだ。
「ルー、どうぞ」
いやいやいや、どうぞって、え!?もしかして、舐めていいの!?生クリームプレイとか、お姫様レベルたけぇーよ!?
僕は戸惑いつつも誘惑に抗えず、アンジェリカのおっぱいへと舌を伸ばす。
「んっ……」
一度舐めてしまったらもう止まれなかった。ペロペロとアンジェリカのおっぱいを舐め回す。
アンジェリカは、おっぱいの生クリームが無くなると、その都度、新たに生クリームおっぱいに塗った。
「んっ……くすぐったいですけど、なんだか変な感じも……これが、母親の気持ちでしょうか……」
違うと思うよ?
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